オリジナル雑煮を作ろう♪<りんご雑煮>

 オリジナル雑煮作り企画も第6回を迎え、そろそろ甘いものが食べたくなりました。おしるこにお餅が入っていることを鑑みると、甘い雑煮というのもおいしいと思うのです。ちょうどテーブルの上にリンゴがあったので、リンゴ雑煮を作ってみました。

リンゴの水煮を作る

 リンゴの水煮というのは、もっとややこしいものかと思っていました。ややこしいというのは時間がかかるというか…2~3時間煮込むイメージです。

 ところがレシピを検索してみたら、ずっと簡単なものでした。いままでのリンゴとの苦闘はなんだったのだろう。毎年リンゴが段ボール2箱送られてくるのです。食べきるのが大変で、結構困ってたんですよ。食べきれないから、隣に住む親戚にプレゼントしようとしたら、隣にも1箱届いていて。あ、お歳暮ありがとうございます。困ってないです。

リンゴを鍋に敷き詰めて、水と砂糖とレモン汁

 リンゴを10分くらい鍋で煮て、落し蓋をしたまま冷ませば、ふわっふわのおいしそうなリンゴの水煮になりました。なにこの「あら、奥様、料理がお上手」感。

こんな簡単に、この状態になるなんて……。

雑煮にするぞー

 シロップごと温めなおして、焼き餅をいれました。これぞ、リンゴ雑煮でござる。

リンゴ雑煮だー!

 不安がよぎる外見でござる。ミスマッチというか……。おいしそうに見えないというか……。食いしん坊バンザイで、「郷土料理なの♪」とおばちゃんが作って出してきた料理を、不安を抑え込みながら、 “おいしそうですね”と口に運ぶ松岡修造の気分でござる。いただくでござる。

 うむ、悪くないぞ。

 思ったよりもミスマッチではなく、よき味でした。フルーツポンチに入っている白玉団子っておいしいじゃないですか。あれに近い。あの味わいに近づければ、コイツ、イケる。潜在能力を感じる組み合わせでした。


 なぜ、長野県民はリンゴを大量に送ってきたがるのでしょうか。そういえば、松本のバス会社が主催する婚活バスツアーに行ったことがあります。行ってみたらツアー参加者98%長野県民な状況。ツアーのラストに参加者特典が発表されました。「なんと、全員にアップルランド割引券!」で参加者大盛り上がり。1組にディズニーランドチケット(松本駅からの往復バスつき)っていうのより盛り上がってた。

 なんだ、なんだ、長野県民、そんなにアップルランド行きたいのか。ディズニーランドよりアップルランドなのか。そんなにリンゴにまみれたいのか。「はーい。ぼく、アップルだよー!」みたいなゆるキャラとまじわりたいのか!って思いましたが、アップルランドってスーパーマーケットなんだそうです。

参考レシピ:クックパッド「【大量消費に★】りんごの水煮

【今までの記録】
1位:オニオングラタンスープ雑煮
2位:家系雑煮
3位:ポトフ雑煮
4位:リンゴ雑煮
5位:カレー雑煮
6位:トムヤムクン雑煮