オリジナル雑煮を作ろう♪<ポトフ雑煮>
東京出身者って地方自慢話に入りづらい。会話に参加するためには、雑煮はぶっ飛んでいたほうがいい。わが家の新しい雑煮を作るシリーズ。第4回はポトフです。
フリーランスのライターだからって暇だと思ってもらっちゃ困る。いっちょ前に夕飯づくりは面倒なのです。夕方ちょっと出歩いていたら、主人が先に帰っていて、「ああああ。ごめん、すぐ、ご飯作るわ」って、ドンドンドンと材料切って、鍋に野菜ぶっこんで、あら不思議。おいしそうなポトフ完成。この程度の女子力で胃袋を軽くつかんでおります。
そんなポトフを食べていたら、「これ、雑煮行けるんじゃね?」と思い立ったのです。最近、液体を見ると、なんでも餅を入れたくなる。そんなわけで、ポトフ雑煮を作りました。
ポトフを作る
野菜をザックザクに切って、鍋にドーンって入れて、コンソメをバッサーって入れて、火にかけて、我が家にはシャトルシェフ様(保温調理器)がいらっしゃるので、そこにバコーーンってはめこめば完成です。簡単でおいしい。
焼き餅という違和感
焼き餅を入れてみました。見た目の違和感は、なかなかなものです。母親がおせちの重箱の空いたスペースにミカン入れちゃったみたいな。私の場合、母親がいない家庭だったのでおばあちゃんの仕業なんですけど。「何でミカン入れたのー?」と聞くと、「そこにミカンがあったから」と哲学的な答えが返ってくる。そんな感じのお餅です。
食べてみた→えええ!?違和感が仕事してない
食べてみました。
驚き!桃の木!山椒の木!(言い回しが古い!)。違和感が一切仕事していません。「昔から、ぼく、ここにいたよ?」っていう味がする。誰にも気づかれない転校生。もしかして、去年からいたかもね。いやっ、いないだろっ!
ポトフに参加しているメンバー全員と相性がいいようで、うまく溶け合っていました。あまりに溶け込みすぎて、雑煮っていうよりポトフ。このまま「はい、ポトフ」って食卓に出しても、誰もツッコまないかもしれない。いや、見た目でツッコむか。
雑煮とは関係ないんですが、最近やたらとお餅料理をするようになりました。ご飯炊き忘れたときのお餅が便利です。豚肉と野菜と4つくらいに切ったお餅を一緒にフライパンで炒めるとおいしいんだな。で、「これで、1食分のカロリー全部な。」的なメニューになります。一人暮らしにお餅料理、オススメ。
【今までの記録】
1位:オニオングラタンスープ雑煮
2位:ポトフ雑煮
3位:カレー雑煮
4位:トムヤムクン雑煮