ワーグナーチューバケースのレインカバー作ってみた!>アレキサンダーらしい風格をご覧ください

ワーグナーチューバのレインカバー
全世界が待望していた「ワーグナーチューバケースのレインカバー」作りました!

 みなさんにも、こんな悩みありますよね?

 オランダの楽器屋で中古のワーグナーチューバ見つけて買ってみたんだけど、ついてきたハードケースがちょいとボロくて、雨の日に不安になること。

 よくありますよねっ!

 ってなわけで、レインカバー作りました。

まず、布を作る

 なにはともあれ、まずは布選びです。ここでどんな柄の布を選ぶかが、とても大事なわけです。

 こちらのワーグナーチューバ。中身はアレキサンダー社のものなんですが、なんてーか、あるじゃないですか。

 その、イカ飯みたいなヤツですよ。

 いや、たまたまね、昨日、テレビで見たんです。イカ飯愛がすごい南アフリカ人が、日本に来て本場の作り方習うみたいな番組で。

 その南アフリカ人の情熱が、まあ、すごいわけ。「いかめし」っていう日本語だけは完全に読めるようになってて、その文字を見ただけで大興奮。しまいには、着ていた茶色いシャツを「イカメシ色」とかいって、イカ飯屋の社長にアピールするわけ。

 そう、それなのよ。私はイカ飯にはとくに思い入れはないんだけど、アレキサンダーのワーグナーチューバにはあるわけ。アレキサンダーの聖地に行くことがあるなら、アレキサンダー色の服とか着ていっちゃう気持ちだけはあるわけ。

 そういう柄にしたいじゃないですか。

 それで楽天市場とか、くまなく探すわけですけど、ないんですよ。思った通りの布って、本当に見つからない。楽天ポイントが今なら24倍とか言われても、売ってないなら買うわけにいかない。

 で、チャットGPTに「アレキサンダーにふさわしい柄の、撥水性の布ってどこで売ってる?」とか聞いてみるんですけど、「そういうことなら私がお手伝いできます!」ってめっちゃ自信満々に答えてくれるんだけど、返ってきた答えは「楽天市場にあります!」とかで。いや、さっきそこ見たわ、っていうね。

 そんなだからさ、まだ、私の検索力、AIに負けてないぞってことで、探すわけ。自力で探求するわけ。

 そうしたらさ、あったんだよ。布を印刷できるサービスってのが。

 なわけで、さっそく、私のつたないフォトショ技術でデザインを作り、発注しました。

ワニ革柄の撥水性布
アレキといえば、ワニ革柄しかないじゃろー!

 ワニ革柄!(゜Д゜)

 私のフォトショ力(りょく)が足りなくて、黒くなっちゃいました(無念

 とはいえ、思いのほかちゃんとワニ革柄です。本人的にはかなり感動しました。おおおお、ワニだぁぁぁ、って。次、頼むときはもっとイカ飯色にしよう。

 ってなわけで、この布でレインカバーを制作いたすのです。

 実はなんですけど、布さえあれば縫うのは簡単なんですよ。大きさ測って袋にすればいいだけなので。試作1回と失敗1回くらいでできたんですよ。

 でもさー、それだけじゃあ、物足りないじゃないですか。

 アレが足りないですよね。アレが。

 わかりますよね?

 アレですよ、アレ。

 ロゴマークですよっ

 ブランドロゴがついていると、説得力が違うじゃないですか。かっこいいじゃないですか。

 無印良品だって、「無印良品」のロゴが好きとか言ってシールはがさない人とか、けっこういると思うんですよ。

 というわけで、またまた、私のつたないイラレ技術で書きました。

アメキタンダーのロゴ
アメキタンダー!

 アメキタンダー!

 アメキタンダー!

 アメキタンダー!

 (わかるかな?「雨、来たんだー」ですよ?アレキサンダーとは関係ないですよ?)

レーザー彫刻って難しいのね

 ロゴの画像を作ってレーザー彫刻すれば、いとも簡単に、それっぽいワッペン作れると思っていた時代がありました。

 いや、なんか、やってみるとうまくいかないものですね。安い合皮を買ってやってみたんですけど、柄が薄くしか出ないんですよー。

 どうやら、レーザー彫刻に使う合皮ってのは、それ用のものがあるらしく。

 けれども、それがなかなか売っていなくて、チャットGPTに聞いたら「楽天市場に」とか言いやがって、もう、レーザー彫刻ごと外注してみることにしました。すると、

アメキタンダーワッペン
プロの仕事、すげー!

 かわいいーー!

(けど、なんかすごい高いんですけどー

 ってなものができあがりました。

 縫い終わったカバーに接着剤で貼って完成です。

接着剤で貼るところ
重石に選ばれたのは、めぞん一刻でした

というわけで、できました。アメキタンダー!

ワーグナーチューバのレインカバーを収納したところ
袋にしまえるようになっています

 使わないときは小さく畳める仕様です。ケースに入れておけばクッションにもなるので、最高ですね。これならば、量産化すれば売れる。ワーグナーチューバ持ってる人がこぞって買う。え?ワーグナーチューバなんて持ってない?なんで?なんで?そんなわけ……あるよねー。

 と、いうわけで、ワーグナーチューバのレインカバーでは購入者を見つけられないので、今回得た知見を元にホルン用も作ろうと思っています。

 まずの目標としては、もうちょっと布をアレな色に近づけたいですね(イカ飯じゃないよっ!。そして完成した暁には、ドイツのテレビ局に取材されたい。Youどうしてアメキタンダーなの?みたいな。うん、確かそんな番組名だった。