色あせた黒シャツをダイロンで染めてみた→驚きの黒さ!
黒い服ばかり着る人って、いません?
それ、うちの夫です。
クローゼットには、同じ服がずらっと並ぶ。黒いミリタリーシャツが8割。なのに、毎朝、どれを着るかで悩んでる。ジョブズとか、ザッカーマンとかが同じ服を着るのって考えることを減らすためじゃないの?
問うと、夫はいうのです。
「この違いがわからんのか」
えええええ。ちがうのー!?
「今日は、春の新色…黒♪」
とか言いながら、シャツを着込む。
なんか、それぞれ、個性があるらしい。
個性って、素晴らしいですよ。だいじにしてあげたい。
けどさ、ちょっとさ、その個性ってヤツなんですけど、くたびれてませんか?いや、年を取るってのも、すばらしいことですよ。けどね、けどね、ちょっと、色あせてません?
若い頃は美しい黒髪だった美少年も、今や白髪……。
とかいっちゃうとカッコイイんだけど、それ、シャツだから。だらしなく見えるだけだから。
ってなわけで、色あせたシャツを、ダイロンの黒い染料で染めてみることにしました。
けっこう、色あせてるんですよ
10年とか、15年とか、20年とか着続けているシャツらしいんです。襟周りや、肩が色あせています。
さて、この黒シャツは、ダイロンで染めることで復活するのでしょうか。チャレンジしていきましょう。
ダイロンのプレミアムダイで染める
ダイロンのプレミアムダイを使いました。検索するとこればかりが出てくるので、メジャーなのかなって思いました。
あとは、説明どおりにやります。
説明、ざつぅーーーーー。
容器がないならば、ダンボールを使えばいいじゃない
まず、小さいボウルで染料を溶かします。ボウルにビニール袋かけてみましたが、破れました。
今後、このボウルを食べ物に使うことはないかと思われます。元々、ふきんをブリーチするとかに使ってたものなんですけどね。お前は食べ物界からはさらばじゃ。
そして、大きい容器に6リットルの水を入れ、染料を溶かします。
ですが、6リットルが入る容器なんて、おうちにありません。
なわけで、ダンボールにゴミ袋をかけました。(どこかの断捨離サイトがこれをやっていたので、参考にさせていただきました。ありがとうございます。)
そして、ここで、問題発生。この箱に6リットル入るか、わからない。
そこでね、天才はひらめきました。
縦・横・高さを測ってかけ算したのです。理論上では、この箱12リットル入ることがわかりました。
ホントにー?って思ったよ。こんな箱に牛乳12本分も入る―?って。
やってみたら本当でした。理論すげー。
あと、付け加えておきますと、染料の温度管理はとても適当にやっています。たぶん、40度より高いです。それがいいってことではなく、それでもこんな感じに染まったよってな情報として見てください。
さあ、服を入れて、ゴム手袋して、かき混ぜていこー。
飛び散らないの?→飛ぶぞ
注意深くかき混ぜてたんですけど、やっぱりですね。飛びますね。
レジャーシートを敷いていたので、被害はなかったのですが、
あんれ、どして、そんなとこに飛沫が?
ってなことはありました。飛ぶぞ。
で、気がついたら、指が汚れてました。ゴム手袋してたんですけど…。もぅ。
染め手順が終わりましたら、「やったー完成」ってなわけですが、片付けもいろいろあります。
片付けまでが染色です
無事に終わりましてね。あとは片付けるだけですよ。
ゴミ袋に入れた染料は、わりと捨てやすかったです(ダイロンのサイトに、下水に流せるって書いてあったので捨てたんですけど、シンクとの相性とかもあるだろうから、自分で調べてNE!)。
でね、でね。人間、うっかり、するんですよ。
素手で、さわってしまった。染料を。
一瞬の出来事でした。
手のひらが、ナスDの顔面!!!黒に染まってしまったあああああ!
これ、洗っても落ちません。石けんで洗っても落ちません。なんなら、写真は石けんで洗ったあとです。
一生、取れないんじゃないかと心配しました。翌日には落ちてましたけど。
こういうこともあるので、急なデートの前とかにはやらないほうがいいと思います。
見て、見て、見て!!驚きの黒!!!
すすいで乾かしましたところ、シャツは驚きの黒さに!
おおおお。全体的に黒くなったぜー。
すごいですね。本当に黒くなりました(「そりゃそうです」とのダイロンさんの声が脳内に直接響きました)。
元々肩にあった、やたらと白くなってた箇所は、うっすらと見えますけど、不満点はこれくらいです。
夫も喜んでいたので、なかなか良い出来だったのではないでしょうか。2022年春の新色。っていうか、このシャツ、あと何年着るつもり!?
あと気になるところは、色落ちですよね。染めてから、また1回も着ていないので、洗濯した結果とかはわかっていません。また、続報があったら書きますね。色落ちとかはしそう。どうなんだろ?
ワッホイ、ワッホイ。