ビットコインを紙にしてタンス預金にした 取引所は信用できない!?

2018年6月29日

紙になったビットコイン

 高橋ホイコです。2017年11月からビットコイン始めました。
 コインチェック社から大量の仮想通貨が流出したと大問題になっています。そこに、現れたのがホワイトハッカー「JK17」。すごい人らしいのですが、この人の発言に驚きました。

 「仮想通貨は取引所に置きっぱなしにするな!」

 ヽ(゚∀。)ノ!?

 何を言っているのだろう。全く理解できない。他に、どこに置くの?わたくし、町内会ではこの手の情報に一番詳しい自信がありますが、インターネットという大海に出てしまえば、全く詳しくない。が、気になったのでネットを調べると、セキュリティ対策としては取引所に置きっぱなしにせず、自分のウォレットに移動するというのが常識なようです。

 そんなこんなで、ビットコインを紙にしてタンス預金にした話をお届けします。わけわかんないよね。私も最初、訳わかんなかった。

ホイコさんは約0.003ビットコインを所有していました

 昨年の11月。なんとなく、ビットフライヤーの口座を開設し、ビットコイン他、いくつかの仮想通貨を入手しました。
 ビットフライヤーのアカウント作って、本人確認書類送って、認証が終わったら、銀行振り込みで日本円を振り込んで、その日本円でビットコインを買うという流れです。最初の申し込みから、だいたい2週間くらいかかりました。

 で、現在の資産状況。1万円を投入して、現在も1万円ちょい。世の中、暴落暴落言われていますが、個人的にはそんなでもない感触で、12月に3万円にまでなったのが戻ってきたという話です。1BTC200万超えのときに1回売りましたが、なんか日々資産状況を眺めてるのが楽しくて、持ってないのが寂しくて、150万円くらいまで下がった時点で買い戻してそのまま保有しておりました。(2018.2.1時点の話、2.2はさらに下がっています。ドドーン)
ホイコさんの資産状況
 
 今日は、この0.003ビットコインを安全な場所に移動させたいと思います。

 Q:0.003ビットコインって、どのくらいの価値があるの?

 約3000円です。(執筆時点)

 ああー、大金だ大金だ。

取引所って危ないの?

 私が利用するビットフライヤーも、コインチェックも、あのマウントゴックスも取引所です。日本円とビットコインを両替してくれるところ、って感じです。両替する前に日本円をまとめて入金しますし、両替後何もしなければ、取引所に置いたままになります。

 デイトレーダー的に頻繁に売買するのであれば、取引所に置いておかないと不便極まりないのですが、長期保有ですぐに使わない場合などは、取引所に置いておかないほうがいいそうです。マウントゴックス事件後に書かれたであろう複数情報筋にそういった記述がありました。

取引所の図

 「取引所に仮想通貨が置いてある状態」というのは、ウェブ上で仮想通貨を預かるサービスというのがあるのですが、そういうサービスを使っているのと同じ状態だそうです。自分がどこからでもインターネットを通じて引き出すことができる場所ですね。もちろん、知識が少ない個人が管理してるPCより、セキュリティ対策ちゃんとやってるだろうと言えば、そうなんだと思うのですが、やっぱり大金が集まっているために狙われやすいらしいです。

で、どこに保管すればいいんですか?!

 それじゃあ、どこに置いておけばいいのさ。というと、手元に置く方法としては

  1. パソコンにツールを入れて保管する
  2. スマホにアプリを入れて保管する
  3. ウェブサービスに保管
  4. 紙に印刷して保管する
  5. 専用デバイスで保管する

 があるそうです。

 ウェブサービスは先ほどの取引所に置くな理論のとおり、安全性の高さはサービスの担い手のやる気次第になります。取引所同様、狙われやすいと思うんですよね。お金、集まってるわけですし。

 そして、パソコンやスマホに移動させても、攻撃されるんじゃないの?

 そのとおり!

 とはいっても取引所より安全なんですかね。どうなんでしょ。ウイルスとかフィッシング詐欺とかやられたら、持っていかれそうな気がします。より安全にするには、普段電源を入れないPCに保管したりするそうです。

 で、専用デバイスは、先ほど見たら17000円していたので、3000円の保管には適さないでしょう。

 なわけで、紙にして保存することにしました。紙ですから、紙をなくしたらアウトです。が、インターネットを通じてハッキングされる可能性は相当に低い。

 なにより、「私、仮想通貨、紙にしてタンスで保管してる」とか言ったら、合コンで盛り上がるじゃないですか!!ちょー、モテモテ。モテ子になれる。フィンテック系の年収10000兆円男がザックザクですよ。
 
 だから、やってみるよー。

仮想通貨を紙にする

 有名なサービスは「bitaddress.org(2018年6月29日現在リンク切れとなっています)」。やり方の解説でわかりやすかったページもリンクしておきます♪

 で、画面を開いたら、
ビットアドレス

 この画面が出てきたんだけど、マウス動かすたび、緑のポチポチが増えてって、なんだこりゃ。。。
 あたしのパソコン壊れた――――あああ!??!?!?

 と思ったら、急にQRコードが表示されました。

 ヽ(゚∀。)ノ!?

QRコード出てきた

 いや。なんだ。これ、このQRコードが私の財産なんか?いや、財産の情報になるようなもの何も入力してないんだけど、、、、

 なにーーーーこれーーーーー!?!???!?

 というわけで、とりあえず、印刷しました。
印刷したウォレット

 難しすぎるぞ仮想通貨。

紙にビットコインを入金する

 まるで理解ができず、途方に暮れていたホイコさんですが、調べたところ、印刷したこの紙が「ウォレット」というものだそうです。訳して「財布」。つまり、ビットコインの入れ物らしいです。

 入れ物があってもビットコインを入れなければ意味がない。

 入れましょう。

 ビットフライヤーアプリで「入出金」→「ビットコイン」→「出金」を選びます。
ビットフライヤー画面

 「外部ビットコインアドレスを追加」を押します。右上のQRコードのマークを押すと、カメラが起動するので、さっきの紙の左側QRコードを読み込ませます(詳細後述)。ラベルは何でもいいと思うので「ホイ紙ウォレット」と入れておきました。
アドレス登録画面

 読み込ませるのは、紙に印刷した左側の「SHARE」って方のQRコードです。ちなみに、右側のQRコードは絶対に人に見られてはいけないそうです。右側のQRコードがあれば中身を盗めるそうです。
ビットコインの公開鍵

 そうすると、ホイ紙ウォレットに出金できるようになります。金額を入れてOK的なボタンを押せば完了です。
 出金画面

 (。´・ω・)ん?

出金手数料

 (。´・ω・)んん?

0.0008BTC

 ( ゚Д゚)ポカーン

 わかります?わかります?1ビットコインが100万円だとすると、手数料800円ですからね。3000円を移動しようとして800円の手数料ですからね。誰ですか、仮想通貨なら手数料が安いとか言ってたの!!!

 むがっ。

 と思いましたが、もういいや。と、そのまま送金しました。送金には10分とかしばらく時間がかかるそうです。

 が、

 これ、どうやったら紙の残高確認できるのっ!

 ってか、どうやって引き出すの!?

 と、この後の顛末もあるのですが、話も長くなったので、今日はこれで終わりにします。結果的には、この方法でちゃんとできていました。続きを教えて欲しければ、Twitterで@tomakomakoに聞いていただければ、町内会随一の知識をあなたに伝授します。

さあ、タンス預金の時間です

 無事、ビットコインを蓄えた、ホイ紙ウォレットができました。「ジップロックに入れて保存せよ」と書いてあったので、ジップロックに入れて、クリアファイルに入れて、と万全の保管体制にして、タンスにしまいます。
紙になったビットコイン

 そのとき、ホイコは重大な事実に気が付いた。

 模様替えのとき、タンス捨ててもたー!!!!!

 ワッホイ、ワッホイ。