初音ザクへの道(5 )【スカートの型紙つくりに挑戦】

スカートをはいた初音ザク

 どういう訳か、ガンプラに服を着せることに魅せられたホイコさんです。ザクさんが着る初音ミクの服を来年の3月9日までに作ります。

 「初音ザクへの道(4 )」ではシャツを型紙から作りましたが、難しすぎたので、ちょっとそれは置いておいて、スカートをつくることにします。

 スカートならさ、長方形を折って筒にするだけだから、簡単DA・YO・NE☆(フラグ)。さあ、やってみよー。

タックスカートの型紙を作る

 原画を見たときはプリーツスカートでは?…と思ったのですが、タックの方がボリュームが出ると本に書いてあったので、タックスカートを作ることにします。ミクさんのスカート、ふわって広がってますもんね。

 で、原画は7本ひだなので(前後合わせて14本)、そこに合わせる感じで型紙を書きます。

 できました。

初音ザクスカートの型紙
初音ザクスカートの型紙 Ver1.0

 さっそく、型紙どおりに布を切って、タックを折りましょう。

タックを折ったところ
ん?

 ん?

 んんんん?

 これ、真ん中どうするん!?!???!?

 おわかりいただけただろうか。いや、わからないか。いや、あの、ドヤって出した型紙なんですけど、ホルンの譜面に和音があるくらいに初歩的なミスしてるんですよ。ご存じでしょうが、ホルンは和音出ません。

 昔ね、学生のときなんですけど。根拠のない自信にあふれている同級生がいまして。「俺、アレンジしてきたから」っつーて、アンサンブルの譜面持ってきたんですよ。見たら、和音。ミとシが重なってるの。「ホルンは、和音でないぜ。ぷぷぷぷぷ」と内心であざ笑ったんだよね。ほんと、あのときはゴメン。あのとき吉田くんに贈った嘲笑が、今、私に返ってきてる。吉田くん、今ごろ、因果おっほっほっっほって笑ってるわ。って吉田くんって誰だ(空想上の管楽器奏者)。

 では、説明しよう。タックというのは、上の線から、下の線に向けて折るという記号です。

 なので、こーなってたら……、

あやしいタックの図
こんなタックが書いてあったとしよう

 真ん中を山折りにして、折り目を、下向きに伸びてる方の線に合わせる。

左のタックを折ったところ
まず、左のタックを折りました

 次に、右側のタックを折ろうとすると……

右にも左にも行けないタック
どうしろと…?

 どうにもできないわっ!

 と、いうことで行き詰まります。

 なわけで、無理やり折りました(どーやって!?)。次の行程に進むよー。

さあさ、ベルトを着けて完成だよ!?

 そして、また、問題が起きます(またですかーーーーー!?)。

 最初に書いた型紙、ベルトの長さが半分しかありませんでした。このままでは後半分が裸です。

 そして、スカートもですね。2枚を合わせるつもりで書いたんですけど、よく考えてください。布を2枚縫い合わせたら、脇があくことになりますよね。

 あたしねー、後ろあきにしたかった。後ろをスナップボタンで留めたかった。

 なので、どうするかというと……。

 無理やり、なんとかしたものが、コチラです。

脇をとめる前のスカート
無理やりつなげたスカート

 正面に縫い目が来とるじゃないですかっ。そこに気づいたアナタは、お目が高い。まあ、いい。遠目に見れば、きっと気にならないので、スカートにしちゃいますよ。

完成したスカート
無理やりそれっぽくしました

 ほーら、気にならなーい!

ザクさんに着せたところ
着てもらった

 はい、ザクさん、お似合い!! 

 (スカートを左脇でとめて、そこは見えない角度で撮影しているんだよっ!)

失敗、とはいえ、前進

 いろいろ、ミスはありましたが、スカートの長さとか、タックの感じとか、とても良いのではないでしょうか。本人的には満足です。

仮縫いした初音ザク
初音ザク(仮)さんです

 これで、超よくできた。あたし、すごい。とか思っているあたり、あたしにも根拠のない自信が満ち満ちるようになったようです。学生のころなんて、なんも自信なんてなかったのに。あのねー、自信なんてのはねー、あっても、なくても、どちらにしろ根拠なんてないんですよー。みんな自信もっていいんだよ!

 さて、いい話してるふりをしながら、今回はここで終わりにします。


 スカートは、目処が立ってきましたね。でね、でね、でね、ミク色の布がずっと見つけられずにいたんですけど、ついに、買ってしまいました。テケテテン。

 布用絵の具~~~~。

 この絵の具、色がすごいキレイなんです。Amazonさんで3000円台まで下がっていたので買っちゃいました。スカートの形が決まったら、次は絵の具を試していきましょう!楽しみですねー。うまくできるかなー。できるよー。ホイコさんならできる!(根拠のない自信)

 ワッホイ、ワッホイ。