半熟ゆで卵がうまく作れない理由がわかったああああ

 

完璧な半熟ゆで卵が作れるようになったのである

 料理というのは、レシピ通りにやっているのに、うまくできないことが、まあ、あります。

 その代表格が、半熟ゆで卵。

 YouTubeとかで動画探してさ、ポチッと開くとさ

 「このとおりやれば、だれでも絶対できます!」

 とか自信満々でさ。

 絶対だな。本当に絶対だな。

 とか思いながら、やってみるわけだけど、なぜかできない。これがわりと絶対。

 レシピが悪いんだと、リュウジさんや、コウケンテンさんを呪い始めるわけだけれども、

 呪いのゆで卵とか作って、釘でも打ってやろうかと思うんだけど、

 やっぱり殻を割った瞬間ドロドロなゆで卵しか作れなくて、白身とか取り出すの不可能みたいな。

 ちょっとだけ取り出せるヒヨコになれなかった何かを、すするしかないみたいな。

 無理矢理すすってるだけだけどね。まあ、おいしくいただいていたらね、

 気づいちゃったんだよね。

 大事なのは、温度なんだなって。

 ここに気がついたら、呪いが解けたように、半熟ゆで卵が安定的に作れるようになったんですよ。本当なんですよ。

 だからね、リュウジさんとか、コウケンテツさんの動画見ても、うまく作れないって人は、参考にしてほしい。

 これをやれば、絶対に、誰でも上手に作れるから。

 絶対だよ!絶対。

まずは、一般的なゆで卵の作り方をおさらいしよう

 まず、半熟ゆで卵の作り方のをおさらいしましょう。だいたいこんな感じです。

1.お湯を沸騰させる

2.卵を、鍋にそっと入れる

3.6~7分ゆでる

4.取り出して、殻を剥く

 酢を入れるとか、先に穴を開けておくとか、亜種手順はいろいろありますが、とりあえず、それは置いておきましょう。

 「6~7分ゆでる」との工程は、わりとどのレシピでも変わらないと思います。

 ところが、「その時間じゃ、固まらないだろっ!」って思っている人いません?私はそうでした。

 そんな人に、とても有益な情報をこれからお話します。

火加減、弱火にしてません?

 私は考えました。半熟ゆで卵を安定的に作るためには、温度条件を常に一定にしなくてはならないと。

 ってなわけで、お湯の温度を測りながら、ゆで卵を作ってみました。

1.お湯を沸騰させる→100度

2.卵を入れる→85度

3.6~7分ゆでる→100度にならない

 おわかりいただけただろうか。

 火加減をどうしていたのかも、一緒に書いてみましょうか。

1.お湯を沸騰させる→100度(沸騰したら弱火に)

2.卵を入れる→85度(そのまま弱火)

3.6~7分ゆでる→100度にならない(だって、弱火だもん)

 おわかりいただけただろうか。

 そうなんです。そこ、弱火にしてはいけなかったのです!

弱火にしなければ、だいたいうまくいく

 冷静に考えますと、半熟ゆで卵を作るのに大事なことは、こちらです。

 ・冷たい卵を、一気に温める(そうすると、中が固まらない)。

 ほんと、弱火にしている場合じゃなかったんですね。可及的速やかに温度を上げなくてはなりません。

 ちなみにですが、ゆで上がった後は急冷した方が、余熱が入らなくていいですね。

 氷水に入れるなどして、すぐに冷やしましょう。

 こうして、考え出した究極のレシピがこちらです。

 1.まず、お湯を沸騰させます。ちゃんとボコボコするまで待つ。じゃないと100度じゃないから。

お湯を100度にしましょう

2.冷蔵庫から出したての卵をそっと入れる。弱火にしない。

卵を入れた後、弱火にしない

3.6~7分ゆでたら、氷水に入れて、殻を剥く

ちゃんとできるのです

どうでしょう。この究極で完璧なレシピ。

ふふーん。これで、あなたも半熟ゆで卵マスターですよっ!!!

誰でも上手にできるので、ぜひ、やってみてくださいねーーーー★


と、オリジナルのレシピができたことに大満足。あたしってすごいなーって思ってました。

そこで、改めてYouTubeの動画を見てみたんですよ。そしたらさ、

なんか、わたしと同じようなこと言ってる……。

なんだろうね。なんで、気づかなかったんだろうね。

呪われてたのは、私の方だったのかな。

ヒヨコになれなかった何かとかいってゴメン。

ワッホイ、ワッホイ。