蘇を味噌漬けにしたらうまかったー!日本酒のアテにどうぞ

日本酒と蘇の味噌漬け

 1000年に1度のブームといわれ、一気にはやって、一気に話題にならなくなった食べ物。それが“蘇”です。牛乳をひたすら煮詰めて作るという苦行を極める調理法。筆者も作りました。まさに苦行でした。

 で、この“蘇”ですが、決してまずいものではありません。しかし、飽食の時代、他においしいものはいくらでもあります。「あー、今日もまた、蘇が食べたい!」なんてならないんです。牛乳1本を煮詰めてますから、バクバク食べるには重いんです。残った蘇……どうしようか。

 そうだ、味噌漬けにしよう。

 試してみたら、存外においしかったので紹介します。

みりん+味噌のタレに一晩漬け込む

 レシピは簡単。みりんと味噌を混ぜたタレを作り、タッパーに蘇とタレを入れ、落としラップをして冷蔵庫で寝かせます。アイデアは、りょの字さんの「豆腐の味噌漬け」からいただきました。ありがとうございます。

蘇をタッパーで味噌漬けにしたところ
タッパーで味噌漬けに

日本酒にあうぅぅぅぅぅぅ

 で、何ができたかというと、チーズの味噌漬けみたいなものです。ちびちび食べながら、日本酒飲むのにいい味になりました。超オススメです。クリームチーズよりうまい?って聞かれると、クリームチーズでいいんじゃない?って思っちゃいますけど、蘇料理の中では最高です。

蘇の味噌漬けをスライスしているところ
一晩つけたー

 筆者は、黄色くて固い蘇と、茶色くて柔らかい蘇を作りましたが、味噌漬けにするなら、茶色くて柔らかい方がオススメです。まあ、どうやったら茶色くなるのか知りませんけど。で、おいしいんですけど、大量にバクバクは食べられないので、結局味噌漬けの状態で冷凍されてしまいました。さて、いつ消費できるのだろう。いや、まずくはないんですよ。ホント。いつか食べる。

 ワッホイ、ワッホイ。