札幌地下道をほぼ全部歩いてみた（1）札幌はロト型！

2020年2月21日

　当ブログのアクセス数を分析すると「東京駅の地下道を全部歩いてみた」は、底堅いPVを未だにいただいています。いやいや誠にありがとうございます。みんな、地下道、大好きなんじゃーん！ということで、シリーズ第2弾です。札幌の地下道を歩いてみまーす！

札幌の地下道は「ロト型」

　札幌出身の人に「札幌って寒い？」と聞くと、たいてい「寒いけど、地下道が整備されてるから大丈夫」という返事が来ます。札幌市民がこぞって自慢する地下道とは、どれほどスゴイのでしょうか。

　まずは、全体像を見てみましょう。ほぼ全部歩いてきた結果、札幌地下街の全体像は以下のとおりでした。ここでは、この図形を、ロト型と便宜上呼びましょう。

　JR札幌駅の西側から南北方向に伸びているのが、地下鉄南北線です。札幌駅、大通駅、すすきの駅の3駅が地下道でつながっています。だいたい1．7キロほど、まっすぐの地下道が伸びています。ここが、「ト」の「｜」部分です。

　そして、南北線の大通駅から、東西方向に地下道が延びています。これが「ト」の「ー」の部分。ここは大通公園の下にあたります。大通公園といえば、さっぽろ雪まつりをやるあの場所ですね。オーロラタウンの終点にはテレビ塔があります。

　最後に「ロ」。JR札幌駅の北側にロ（ろ）の形をした地下道があります。全体からみるとここはとても小さな区間です。札幌という街自体が、JR札幌駅より南に大きく広がっているそうです。ちなみに、地下道で囲まれた「ロ」の中には、いったい何があると思いますか？「池袋サンシャイン地下駐車場の謎空間」を探検したホイコさんからすると、謎の組織の秘密拠点かっ！と妄想膨らむところですが、駐車場でした。

　GoogleMapで見ると、ピンクの色がついているところが全部地下道です（2020年2月21日現在）。全体像が見えたところで、探検記をお話ししましょう。今回は、JR札幌駅エリアを探検します。

JR札幌駅地下は「エスタ」「パセオ」「ステラ」「アピア」の４エリア

　JR札幌駅の東側、JRタワー日航ホテルのエスカレーター下から探索を開始します。

　JR札幌駅の上は、JRタワーというビルがドーンと建っています。JRタワーの地下１階がつながって地下道を形成しています。「エチカ」「アピア」「ステラ」「パセオ」といくつかのエリアに分かれています。なかなか初見だと覚えられない名前です。その上、全部ショッピングエリアで見た目も似ている。なので、どこがどこだか……迷いましたね、何度か。

ステラにあった札幌地下道の地図 — JR札幌駅真下あたりにあった札幌地下道の地図

　さて、地図チェックといきましょう。地下道探索で、ホイコさんがめっちゃ気に入ってるのは、こまめに地図をチェックすることです。なぜって、地下道の地図は、狭い範囲しか書いていないものが多い。全体像の地図なんてたいがいありません。ですので、行く先、行く先で地図が変化します。この変化がたまらない。

　いま、JR札幌駅の真下辺りにいます。地図を見ると、JR札幌駅のビル群の下が網の目状に地下街が広がっていて、地下鉄東豊線（青）と、地下鉄南北線（緑）にドッキングしているということがわかります。

　さて、南北線を目指しながら、JR札幌駅地下街を探索しましょう！

JR札幌駅地下道で「札幌の女子はかわいい説」を検証

　何しに札幌に行ったかというと、友人（男）の結婚式だったんですけど、その友人が言うんですよ。「札幌の女の子はかわいいよー」って。たしかに歩いている女子を見ると、かわいい。

　このエリアには、お店がいーーーーーっっぱい並んでいます。入っているブランドは東京でも見かけるものばかり。横浜の地下街や川崎アゼリアに似ている雰囲気を感じました。

　洋服を売っているお店もたくさんあります。そこでの品揃えを見ると、かわいい服が東京よりも多いように思いました。フェミニンテイストで、合コンウケしそうな服。日テレの「ヒルナンデス」の「ファッションチェック」で、植松晃士さんがオススメするような、女子っぽい服が多いです。

　東京だと、OL系・丸の内、IT系・六本木、新IT系・渋谷ヒカリエ、アート系・渋谷パルコ、高級系・青山、そのほか「ギャル」「森ガール」「ナチュラル派」「スポーティ」とか、いろいろあるように感じます。ずいぶんと勝手な分類ですけど、その分類にならうなら札幌はかわいい系。そこに来ている女子たちだからか、女子たちのテイストもそろっている気がしました。なので、つまり、札幌の女子はかわいいです。