札幌地下道をほぼ全部歩いてみた(2)銀行の金庫があったぞー!

札幌の地下道は広い!ということで、ほぼ全部歩いてきました。今日歩くのは「札幌駅前通り地下歩道空間」です。ここは札幌地下通りのメインロードといってもいい区間でしょう。とてもオシャレな地下道でした。

シンプル is オシャレな空間!
「札幌駅前通地下歩道空間」は、2011 年3月12日に開通しました。新しいだけあってキレイです。薄暗いので、ちょっと小洒落たオフィスビル感があります。

ベンチスペースや、アート展示もたくさんあります。北欧デザインというとシンプルなイメージがありますが、同じ北国だからでしょうか、スッキリとしたシンプルな美しさがあります。


「札幌駅前通地下歩道空間」は、外と地下道をつなぐ出口がおもしろいんです。地下道は札幌駅から南側に延びる通りの下に作られています。ですので、通りに面したビルの多くが地下道とつながります。そうすると、ビルごとに個性ある出口が作られます。いろいろなデザインがあって本当におもしろい。



札幌の民は、地下道でラジオ体操をする!
この「札幌駅前通地下歩道空間」は、かなり広々としています。「チカホ」と呼ばれる広場もあって、イベントをやっていました。ポスターを見ると、ラジオ体操をやることもあるんだとか。

まあ、なんせ、外は真っ白ですから……。地下でラジオ体操だってやっちゃいますよね。

銀行の金庫があったぞー!
そして銀行の金庫を発見しました。


昭和36年に旧北海道拓殖銀行が本店新築時に地下貸金庫の扉として設置したものだそうです。重量15トン、直径2メートルと国内最大級の大きさだと書いてありました。

銀行の金庫の扉なんてドラマでしか見たことないですが、意外にドラマって現実に忠実なのね。ドラマで見たような厚さ、ドラマで見たような取っ手、ドラマで見たような大きさでした。地下道掘ってたら、銀行の金庫出てきちゃったとか胸が熱い。ちなみに現在は隣に北洋銀行があります。
柱まで広告してる!
2015年10月にできたデジタルサイネージ「SAPPORO SNOW VISION」です。 柱はディスプレイになっているので、動画も流れます。 いろいろハイテク。

このデジタルサイネージがあるところは、地下鉄大通駅の改札付近です。札幌駅前通地下歩道空間を抜けて地下鉄の入口まで来たところにあります。

さあ、この改札で地下道が終わるのか、地図を見てみましょう。

「札幌地下道をほぼ全部歩いてみた(1)」でもお話しましたが、地下道探索は地図がおもしろい。行く場所行く場所で地図が変わります。

改札の先は「出口11」とあります。出口11の先は”ポールタウン”とありますが、どうなっているのでしょうか…地下なのか、それとも外なのか。とーっても気になるところですが、続きは次回。ポールタウン探索へと向かいます!
ワッホイ、ワッホイ。