サンシャインの地下駐車場に謎空間がある！？行ってみたらめちゃくちゃ怖かった

2018年5月3日

　高橋ホイコです。陰謀論大好きです。

　古本屋で不思議な本と出会いました。タイトルは「帝都東京・隠された地下網の秘密」。
　本によると、サンシャインシティ（東京・池袋）の地下には知られざる巨大な地下空間があるというのです。サンシャインシティがある場所は、かつては「巣鴨プリズン」、第二次世界大戦の戦犯が収容されていた施設があったことに関係します。東京の地下には戦前に陸軍が作った極秘の地下空間が大量にあるそうです。

　サンシャインの地下駐車場を実際に見てきました。うす暗くて、排気口の音がうるさくて、湿っぽく、なんか臭い、不気味な空間でした。

　怖すぎて、「もう帰ろう」と思ったとき、

　マジかああああああああああ。

　いう発見をしました。めっちゃ怖かった。

サンシャインの地下駐車場は大きすぎる

　サンシャインというと、60階建てのビル「サンシャイン60」のイメージが強いですが、他にも「プリンスホテル」「ワールドインポートマートビル」「文化会館ビル」「専門店街アルパ」が建っています。

　サンシャインシティのビル群の地下駐車場はちょーでっかい駐車場。それぞれのビルの下に駐車場があるのではありません。すべてのビルを網羅するかのように、ビル群の敷地全体にでっかい駐車場があります。っていうか東池袋中央公園の下まで地下駐車場です。サンシャイン60建設時に地下駐車場を作ったとしたら、こんな設計にするでしょうか？

　地下空間は一回掘ってしまうと埋めもどすことはできないそうです。地盤が弱くなってその上には建物が建てられなくなる。なので、一回掘った地下は地下空間として利用しながらメンテナンスするしかないそうです。
　そのため、この本は巣鴨プリズン時代にはすでに地下が掘られていたと言うのです。地下駐車場に首都高の入り口まであるという謎構造もサンシャイン開業時の設計だったら有り得ないと言います。

　さらに、サンシャインシティは地下2階と、地下3階が駐車場になっています。しかし、地下3階は地下2階と同じ構造にはなっておらず、ど真ん中に謎空間があります。

　著者によれば、謎空間には非公開の東京電力変電所があるそうです。しかし、変電所を置くためには、地下3階だけの高さではとても入るはずがない。地下5階まではあるはずだといいます。著者が実際に出向き、関係者以外立入禁止のドアを開けたところ、地下5階行きのエレベーターを見つけたと書いてありました。

　ビビリーなホイコさんは、この話を知ってしまっただけで、明日にも自宅に刺客がやってくるんじゃないかとドキドキしてしまいます。

実際に行ってみた。本当に地下駐車場は超でかかった

　サンシャインの地下駐車場に行きました。乗ったエレベーターは地下2階の駐車場までしか行けなかったので、地下2階へ。本当に、超、広い！反対側がどこまであるのか見えないほどです。

　地図を見ると、ビル群全てを貫く形で駐車場が広がっていることがわかります。

　首都高の入り口もありました。こんなところに、首都高の緑の看板がある違和感が半端ない。ちなみにサンシャイン周辺は首都高の高架が張り巡らされていたのに、なぜ、地下に入口が…。

　地下3階に行けるエレベーターは限られています。地下2階を少しウロウロして見つけました。

　地下3階の案内もちゃんと書いてあります。

　行くぞ。

本当にあった。地下3階の謎空間

　地下3階に降りました。エレベーターホールを出ると、すぐに異変に気づきます。

　狭くない？

　地下2階では、反対側が見えないくらいに広かったはずなのに、急に狭くなりました。あの空間はどこへ行ったんだと。地図を見ると、本当に真ん中にどどーんと入ってはいけないゾーンがあることがわかりました。

　ただの塗りつぶしになっているところは、入れない場所です。地下3階の70％くらいは謎空間じゃないか！？？

　謎空間に沿って歩いてみました。謎空間側にある扉は、機械室だったり、排水ポンプ室だったりです。2区画に1回くらいは扉があります。

　それにしても、なんかこの地下駐車場、薄気味悪いのです。暗いし、天井低いし、ゴオオオオオって換気の音はうるさいし、コンクリートは古そうだし、臭いし、湿っぽい。蛍光灯が人感センサー式なので近づくとカチッって音がして明るくなる。でもって、地下2階ほどには人も車もいなくて、人と会うだけで「ぎゃあああああ」って言ってしまう。