【ミルク団子】インド人のYouTubeを参考に見たことない料理を作ってみた

ヨーグルト団子

 YouTubeにある外国人の料理動画を参考に、見たことない料理を再現する企画!第2弾です。

 今回挑戦するのはインド料理。透明な液体に白く浮かぶ未確認浮遊物体。みたものだれもが「なんだこりゃ!??」と声をあげてしまう料理です。見ためではどんな味がするのかまったく想像できません。動画では「ベリーベリージューシー」と言ってますので、きっとおいしいんだと思います。さっそく、作っていきましょう。

 ※元の動画は英語ですが、ホイコさん、英語は聞き取れませんので、動画と違うレシピになっている可能性がおおいにあります。味も本当はおいしい可能性があります。あらかじめご了承ください。

1.牛乳を温める

 お鍋で牛乳を温めます。動画では1リットルです。この後の工程でかなり量が減りますので、「え、そんなに?」と感じても、思い切って1リットル使うことをおススメします。

牛乳を温める
しかし、画像は750mlです

2.レモン汁を少しずつ加える

 テーブルスプーン2杯分のレモン汁を加えます。ポッカレモンでも大丈夫です。インドのテーブルスプーンの大きさがわからないのですが、大さじよりちょっと少ないくらいで大丈夫そうです。

レモン汁を加える
レモン汁を3回くらいに分けて入れる
かきまぜる
かき混ぜてくださいねー

 かき混ぜていると、あら不思議。ホロホロしてきます。

ホロホロになった写真
ホロホロになりました

3.ガーゼでこす

 ガーゼを使って漉し(こし)ていきます。そのままではやけどする熱さなので、水をかけて冷やしてください。

クッキングペーパーでこす
ガーゼがなくてクッキングペーパーでやっていますが、ガーゼが断然おすすめです
水を入れる
水をかけましょう。でないと熱いよ

 水気はしぼり切ってしまいましょう。

モッツァレラチーズ
紙粘土っぽいものができた

4.ねりまくる→団子にする

 出来上がったモッツァレラチーズのような白い物体をねりまくります。するとボソボソしていたのがつるっと、ひとつにまとまるようになります。

ねりねりするところ
ねりねりします
だいぶねったところ
だんだん、まとまってきます

 まとまるようになってきたら、団子状にしましょう。

団子にする
一口サイズの団子8個になりました

5.砂糖水を沸騰させ、団子を入れる

 砂糖水を作ります。砂糖はなんと「2カップ」。というのが元のレシピですが、そんな勇気ないので1/2カップ程度で作りました。

砂糖水
ザラメを使ったので、半分、茶色い

 団子をゆでましょう。

ゆでるところ
ドボーン
だんごをゆでる
だんご、少なっ!

6.圧力なべで15分

 圧力鍋を使います。圧力をかけて15分、その後自然冷却をします。そして、ふたを開けると、

圧力なべ
15分加圧します

 でっかくなっちゃった!

ふくらんだ!
驚きの化学変化!

 まさか、ふくらむとは思っていなかったので驚愕。スポンジ状のふわっふわした謎の白い物体が出来上がりました。

団子をすくう
不思議すぎる…

試食・インドの山奥の素朴な味

 明らかに日本では見かけないレシピで作ったこのお菓子。食べてみましょう。どんな味がするのでしょうか。

ヨーグルト団子
完成!

 おいし、、、くはない。

団子をつぶしているところ
なかなかの弾力

 高野豆腐の食感を思い浮かべよう。そして、高野豆腐を上あごと下で押してみよう。じゅるっと出てくる砂糖水。高野豆腐からはヨーグルトのような酸味の香りがしてきます。で、なんかボソボソしてる。どーだ、うまそうだろー?

団子をはしで持ち上げる
ほーら、お食べ

 インドに生まれ、子供のころからこの味に慣れ親しんでいたなら、とっても懐かしい味だと思います。たいしておいしくないんだけど、故郷に帰ると思い出す。ああ、いなかのおばあちゃんが作ってくれたな、久しぶりに食べたいなっていう。でも、ごめん、リピートはなしっ!

 ところで、私は東京生まれで東京住みなので、「いなかを思い出す味」がありません。しかし、確実に祖母を思い出す味はあります。「カリフラワーのカレー酢漬け」。祖母の生前、しょっちゅう食卓に出てきました。祖母は「棺桶はカリフラワーで埋め尽くしてほしい」と言い残すほどカリフラワーが好きでした(埋め尽くさなかったけど)。本人は大好きなのだろうが、わたしはまあ嫌いだった。なんでカレー粉を入れ、そこに酢を入れてしまうんだと。ところが、最近食べたくなるんですよね。あたしに祖母が憑依(ひょうい)しちゃったのかしら。

 ワッホイ、ワッホイ。