仕事が速い人のEXCELの使い方実例<Shiftやctrlをゴリゴリ使おう>

彼女はなにをしているのか

 自慢みたいになってしまいますけど、筆者は仕事が速い方です。ライターのくせに文章を書くのは遅いですけど、事務仕事なら速いです。Excelをガリゴリするような作業となると、かなり速いです。理由を考えてみると、たぶん、優秀とか、そういうことじゃないと思います。

 単に、パソコンの操作が速い。

 それだけのことなんです。他人がどんなふうにパソコンの操作をしているのかはわからないので確証はありませんが、確信はあります。そこで、今日は簡単な表を作る筆者なりの操作実例を説明します。「そんなやり方合ったのか!」との発見につながったらうれしいです。

資産の年表的なものを作りながら説明します

 今日、作っていくものはこちらです。「A列には西暦、B列には妄想の資産残高を書いた表」です。なんでしょうね、それ。B列は計算式にしてあります。

妄想の資産残高表
こんな表をつくっていきますー

A列をつくる手順

 まずは、A2セルに「2001」を入力し[Enter]を押します。

A2に2001を入力したところ
A2に「2001」を入力

 カーソルがA3セルに移動していると思います。

カーソルがA3セルに移動
Enterで、カーソルがA3セルに移動します

 そこで「2002」を入力して、[Enter]を押します。

A3セルが入力されたところ
2002を入れてEnterを押したところ

 キーボードの矢印キー[↑]を2回押します。カーソルがA2セルに移動します。

カーソルがA2セルに来たところ
「↑」でカーソルを移動させます

 [Shift]キーを押しながら、[↓]を押します。A2セルとA3セルが選択されました。

A2とA3が範囲選択されたところ
A2~A3セルの範囲が選択されました

 次はマウスを使います。左下の四角いポッチに合わせて左クリック、押したしたまま下方向にドラッグします。

2001年から2022年が入力されたところ
2022年までが入りました 「下方向にフィル」ってヤツです

 A列が入力できました。[→]キーを1回押して、カーソルをB2セルに移動させましょう。

B列をつくる手順

 B2セルで数式を入力します。年に500万円ずつ資産が増えるという幸せな計算式です。

数式を入力しました

 矢印キーで、カーソルをA2セルに移動させます。

A2セルにカーソル
A2セルを選択したところ

 [ctrl]を押しながら、[↓]キーを押します。カーソルは、A列の入力されている範囲で一番下に飛びます。

A23セルを選択したところ
カーソルはA列の一番下に移動します

 [→]キーでB列に移動します。

B23にカーソルが来たところ
B23にカーソルを持ってきました

 [Shift]と[ctrl]の両方を押しながら、[↑]を押します。

B列が選択されました
B2~B23が選択されました

 [ctrl]キーを押しながら、[d]を押します。これで下方向にコピーされます。

下方向にコピーしたところ
表が出来ましたー!

Shiftは範囲選択、ctrlは便利なとこに飛ぶ

 それぞれのキーの説明を省略したので、もしかしたら、狐につままれた気分になってしまったかたもいらっしゃるかもしれません。意味は、ネットを検索すればいくらでも出てくると思いますが、簡単に説明しますね。

 ・Shiftを押しながら矢印キーを押すと、範囲選択になります。

 適当にShiftキーを押しながら、矢印キーを押してみてください。やってみればわかると思います。

 ・ctrlキーを押しながら矢印キーを押すと、便利なとこに飛ぶ。

 説明が雑ですね。入力されているセルが続いていれば、空白セルの手前まで飛びます。空白セルが続いていれば、何かが入っているところまで飛びます。これも、実際に試してみれば、わかると思います。実践あるのみ!

 ・ctrl+dで、下方向にコピー

 これはショートカットと言われるものです。ちなみに、ctrl+rで右方向にコピーです。

 少し前に「脱マウス」が話題になっていました。筆者はこの本は読んでいないのですが、おそらく同じようなことが書いてあるんだと思います。Excelは特にマウスを使わない技が色々あるので、「めんどうだな」って思う操作があったら一度調べてみるといいと思います。


 記事書きながら、無駄な動きだな…と感じるところもありましたが、Enter押さなくても押しちゃうとか、テンポみたいなのありますよね。ということで、その辺はご容赦を!あと、よく使う技というとctrl+s、ctrl+z、それにTabキーです。需要がありそうでしたら、また書きます!

 ワッホイ、ワッホイ。