ちょっとがんばる!おうちカレーの作り方【ポークカレー編】

2020年8月21日

 カレーっておいしいですよね。いけてるレシピができたので、まとめておきます。このレシピねー、作るたびに、自分ちょっと天才かもって思ってしまっています。「ちょっとがんばる💪おうちカレー」。めっちゃおいしいよっ。

全体工程

 家族が作り方を覚えたいと言っているので、理系向けの説明をします。

カレーの作り方PERT図
PERT図ふうにしてみた

 こんな感じです。よく、わかんないと思いますけど。これから詳細を説明します。まずは、詳細を見ながら一回作ってみてください。2回目からはこの図が役に立つと思います。

必要な道具

<家になさそうなもの>
だしパック(100円ショップで売っています。中身はいりません。袋だけ)を使います。

だしパックの写真
だしパック

<わざわざ言わなくても、家にありそうなもの>
鍋、鍋のふた、フライパン、へら、お玉、ザル、まな板、包丁、炊飯器

このレシピでは、東京ガスピピットコンロのダッチオーブンを使いますが、別になくても大丈夫です。

材料

・バーモントカレー(中辛)
・タマネギ
・ニンジン
・ジャガイモ
肩ロース(ブロック)&豚バラ(ブロックで買ってきて、薄切りに)
・サラダ油
・水

・ローリエ
・ケチャップ
・ソース
・米

分量は、バーモントカレーの箱の裏と同じです。だから、覚えなくていいです。ローリエ、ケチャップ、ソースはそれぞれちょっとしか使いません。

バーモントカレーの裏
裏に書いてある分量で作ります

 「肉は豚じゃないとダメですかー?」って聞かないでくださいね。このレシピ、ポークカレーだから。ビーフカレーのときは、ジャワカレーにして、隠し味も変えた方がいいと思っていますが、その話はまた後日。

1.肉を常温にする

 工程図に書かれた数字の順で作業をします。まずは肉を常温に戻しておきましょう。ん?そんなん、忘れてた?大丈夫です。冷えたまま使っても、カレーになります。常温にして置いた方が、ちょっとおいしくなる程度です。

 で、肩ロースは2.5センチ四方ほどの大きさに切っておきましょう。豚バラは薄切りに。

2.タマネギを切る

 繊維を断ちきるように、横方向に薄切りです。って言われてもわかりませんよね。写真のとおりです。皮はとっておいてください。

タマネギの薄切り
タマネギの繊維を断ちきるように切る

3.米を研ぐ

 カレーができたのに、ライスがないとか悲劇なので、お米をといでおきましょう。しばらく吸水させます。

4.肉を焼く

 フライパンでお肉の表面を焼きます。ピピットコンロなら、揚げ物「140度」とかに指定したりしてます。

 写真は違っていますが、豚バラ肉を焼いて油を出してから、肩ロースを焼くといい感じになりますよー!(←追記しました)

肉を焼くところ
肉を焼く

 肉を常温に戻せって書いたのに、写真は明らかに凍っています。うん。忘れてた。凍ったまんま焼いてもおいしいカレーになります。が、ちょっとお肉がパサッとしちゃうよね。

 また「油、ひかなくていいの?」というご質問ですが、見ての通り、うちは鉄のフライパンなのでしきます。油返ししてからやってます。でも、みなさん、多くはテフロンでしょ?テフロンねーわからんなー(無責任 箱に書いてある量のサラダ油入れればいいんじゃないかな。

5.タマネギを炒める

 フライパンから肉を取り出し、フライパンは洗わずに、タマネギを炒めます。弱火(とろ火があればとろ火)で20分です。タマネギを炒めながら、次の工程へ。並行処理でやります。

フライパンでタマネギを炒めているところ
タマネギを炒める

6.野菜の皮をむいて、切る

 野菜というのはニンジンとジャガイモのことです。まず、皮をむきます。皮は捨てないでください。そして、ジャガイモは一口大に、ニンジンは乱切りにします。一口大と、乱切りの説明は、他サイトのリンクを張っておきます。ggrばわかる。

 「並行処理なんてムリー」とお嘆きの皆様。安心してください。タマネギって、意外と放置して大丈夫なんです。特に、最初の10分は30秒に1回も様子を見れば大丈夫です(各家庭のコンロの火加減で違うかもしれませんが)。焦げ付かないように、たまにかき混ぜながら、やりましょう。

7.野菜をゆでる

 ニンジンとジャガイモを水からゆでます。水は箱の裏に書いてある分量にします。皮をだしパックに入れていっしょに入れます。沸騰後10分ゆでましょう。ゆで汁は捨てないでください。

野菜をゆでるところ
野菜をゆでます

8.ごはんを炊く

 ライスがないとか悲劇ですから(2回目)、ここで炊飯器のスイッチを入れます。

9.煮込む

 タマネギが炒め終わり、野菜もゆであがったと思います。

1.炒めた玉ネギ
2.野菜のゆで汁
3.焼いた肉
4.ローレル(1枚でいいけど、余って仕方ないので3枚とか入れてしまうと入れすぎになる)

 こいつらを鍋に入れて、煮込みます。ダッチオーブンで、加熱20分、余熱20分です。

ダッチオーブンにゆで汁を入れるところ
ここでゆで汁を使うのだ

 「ダッチオーブンなんてないんだけど?」と言う方は、普通の鍋で煮込めばいいと思います。実家で作るときは、保温調理鍋を使っています。もう、それがあるからって感じです。家にあるもので、お肉がいっちゃんおいしくなる方法を探しましょう。

10.野菜とルーを入れる

 煮込み終わったカレーに、ジャガイモとニンジン、ルーを加えます。ルーを入れるときは、火は止めておいて。なぜって、箱にそう書いてあるから!入れたら弱火で5分くらい煮込みましょう。

野菜とルーを入れたところ
火を止めて、野菜とルーを入れます

11.隠し味を入れる

 ケチャップ、ソースを大さじ1入れます。この分量は、カレールー半箱分で作った場合です。さらに5分くらい煮込み、いい感じでとろみがついたら完成です。

隠し味を入れる
隠し味を入れるところ

 「ソースは何がオススメですか」と聞きたくなるかもしれません。聞かれても、試していないのでわかりません。ごめんなさい。とりあえず、家にあるヤツを使っています。「それはなんですか?」というと、ねとらぼのソース。参考にならんでしょ。もうね、いつ買ったんだかわからんやつでね。なくならないんだよおおおお。だから、使ってる。けど、別に、オススメってことじゃないです。あ、ケチャップはカゴメを使っています。

完成!

カレー
カレーライス!

 おいしいカレーが完成しました。慣れてくれば1時間半~2時間くらいで作れると思います。ほんとうにおいしいから。ためしてみてくださいねー。


 家族が、このカレーをマスターしたいといって、すでに3回くらいチャレンジしています。タマネギを炒めながら、野菜の皮をむく……のが難関なようですね。そんなときは、無理して並列処理しなくても大丈夫です。ちゃんとおいしくできています。嫌なことがあってもね、家族がこのカレー作ってくれるとね、機嫌よくなるんですっ。家庭平和にカレーあれ。

 ワッホイ、ワッホイ。