不要なステンレス水筒で甘酒つくってみたら、甘酒ができた
高橋ホイコです。ph調整剤って不味くないですか。
最近、甘酒がブームなのか、ブリックパックとかでやたらと売っているので飲みたくなるのですが、スーパーで見かけてもいまいち心が躍らない。安いものなんて保存料とさらにph調整剤まで入ってる。そのせいか、なんか、おいしくない。体にしっくりする甘酒が飲みたいけど、なるべく簡単になんとかしたい。そう思って調べていたところ、魔法瓶で作れるらしいじゃないですか。
なかなか、おいしい甘酒ができましたよ♪
おかゆを炊こう
使うのは、こちらの水筒。毎日カバンに入れて持ち歩いていたらハゲハゲになってしまいました。この状態だと外で使うのがちょっと恥ずかしいんだけど、機能的には問題ないから、買い換えるのが悔しい。そうしてなんとなく捨てられないこの子を今日は使います。
お米は1/4合分、お水を水筒一杯分(400mlくらいでした)で、おかゆを作ります。分量は適当です。3回作って、このくらいがベストかな?と思った程度の研究度です。
60℃を目指そう
炊きあがった粥は10分蒸らしたところで80℃。麹は50℃~60℃くらいで発酵するそうなので、もう少し冷めるのを待ちます。ただし、麹と混ぜたときに10℃は下がるので、70℃くらいまで下がればOKです。
揚げもの用の温度計をこの用途に使っていいのか知らないのですが、本当は良くない気もするので、読者のみんなは水物用の温度計を使うといいと思うよ。
麹は50gを用意しました。ここに70℃に冷めたお粥をだばあ。
ハイ、60℃。でしたが、少し混ぜていたら50℃になってしまいました。仕方ないので、もう一度鍋に戻し加熱。水筒に入れると、また10℃くらい下がってしまうので、65℃前後にしました。
これを、水筒に入れたら60℃となりました。蓋をして4時間待ちましょう。
4時間後、再加熱します
4時間後、蓋をあけると甘酒っぽい香りがしています。この頃には温度が50℃に下がっておりました。
一度中身を取り出して、鍋で加熱します。高温になると麹ちゃんは死んでしまいますので、弱火でゆっくりと温めます。
70℃くらいになったら、また水筒へ。再び4時間放置します。
完成
甘酒できましたー。お米の甘みをさらに丸くしたような、独特の香りがしてきます。
水で溶いて温めれば、甘酒の完成です。
甘酒専門店で出てくるようなドギツい甘さもなく、お米の味もほんのりして、しっくりと体になじむ甘酒ができました。
甘酒メーカーはすごい
うまくできて満足していたのですが、この様子を横目で見ていた父親が何を思ったか「甘酒メーカー」をポチりとしてしまいました。甘酒を簡単に作ってくれる機械、ヨーグルトも作れるやつが、水筒甘酒が完成した3日後に届きました。
これで作ったら、びっくりするほど甘いの。お前ら、こんなに実力あったのかよ!ってほどに甘くなるんですね。10倍は甘いと思う。でもやっぱり悔しいから、ステンレス水筒甘酒のほうが、風味がいいと思うし、私は好きだよ!
専用機って、すごいよね。
ワッホイ、ワッホイ。