“しょっぱい塩鮭”の攻略法!甘酒に2日以上漬けると最高にうまいことが判明
親が鮭1本送ってきて迷惑だった話をエントリーしたところ、多くの反響をいただきました。鮭の塩辛さに悩んでいる人はたくさんいるんですね。そんなわけで、私が代表して、家にあるいろんなものに漬け込んでみました。「塩鮭から、塩を抜くのは、誰だー!」選手権です!
塩水・塩麴・みりん・甘酒に漬けてみた
【エントリーナンバー1】塩水
読者から「薄めの塩水につける。塩水をよく取り替えるがポイント」との情報をいただきました。情報を元に、水500ミリリットルに塩小さじ1/2の塩水につけてみました。12時間ごとに塩水を取り替えます。
【エントリーナンバー2】塩麴
市販の塩麴に漬け込みました。24時間ごとに、新しい塩麴に取り替え、漬けなおします。
【エントリーナンバー3】みりん+しょうゆ
みりん(大さじ4)としょうゆ(大さじ1)の溶液に漬け込みました。こちらも24時間ごとに溶液を新しいものに交換します。
【エントリーナンバー4】甘酒
麹から作った甘酒に漬けこみます。こちらも24時間ごとに漬けなおします。
漬け込み開始1日目→全部しょっぱい
さあ、漬け込んだ塩鮭はどうなったでしょう。夜に漬け込み、次の日の夕飯に食べましたので、だいたい24時間が経過しています。
焼いてみました。
味の評価は、こんな感じです。
塩水:普通に食べられる
塩麴:ちょーしょっぱい
みりん:しょっぱい
甘酒:しょっぱい
絶望的です。24時間漬け込んでも、大概しょっぱい。さすが塩鮭、強力です。となると、ああ、塩鮭ってどうやってもしょっぱいんだなって思ってしまいますよね。ところが、ところが、二日目、変化が起きるのです。大事なことは、1日じゃあきらめないこと。
2日漬けると、なんか、おいしくなってくる
2日目、味がだいぶ変わっていました。
塩水:普通に食べられるが、ちょっと味が水っぽくなる
塩麹:しょっぱいけども、食べられるレベル。塩麹の風味がいい
みりん:少ししょっぱいがうまい。みりんの風味が良い
甘酒:しょっぱさはなく。甘い粕漬け。とてもうまい。
そうなんです。甘酒に漬けたやつとか、逆においしいんですよ。すごくおいしい。人に勧めたいくらいにおいしくなりました。
3日目、やっぱり甘酒うまい
さて、3日目の塩鮭です。
塩水:完全に経歴ロンダリング。塩気はありません。が、なんか鮭の味もない。
塩麹: 少ししょっぱい。けども塩麹自体がしょっぱいので、こんなもんかも
みりん:少ししょっぱい しょうゆを減らしてもいいのかも。
甘酒:塩鮭の過去は消えている。うまい。これが一番おすすめ。
というわけで、結果としては“甘酒に漬ける”が大フィーバー。1日じゃダメ。2日か3日は漬けてみよう。
ちなみに、ホイコさんは食品衛生的な知識はあまりないので、専門家の方がみたら気を付けたほうがいいことがあれば教えていただけると嬉しいです。今度は、「甘酒に漬けて冷凍する」を試したいと思います。実験している間に鮭がなくなりそう。
ワッホイ、ワッホイ。