東京駅の地下道を全部歩いてみた(5)見つけたぞ!右に行っても都営三田線、左に行っても都営三田線!
高橋ホイコです。この話は「東京駅の地下道を全部歩いてみた(4)」の続きです。
やたらと長い東京駅地下道を探索しました。今回は、日比谷駅と銀座駅周辺。銀座周辺は歴史感じる地下道でした。
都営地下鉄三田線・日比谷駅
トマトマンがいる場所がおおよその現在地です。歩き始めて1時間20分。5kmほど歩きました。だいぶゴールが近づいてきましたぞおおおお。
前回の記事では、都営地下鉄三田線、日比谷駅の皇居外苑方面改札までお話ししました。日比谷駅の三田線の改札も南北方向に3つあるのです。この改札は一番北側にあります。
さらに南に歩くと、私が今回の探検で一番気に入った看板!そうそう。こういう見た人を悩ませる看板が見たかったのです。三田線と千代田線に乗りたい人はさてどうするべきなのか、右なの?左なの?はっきりしてよっ!答えを言うと右に行くと、都営地下鉄三田線の日比谷駅と千代田線の二重橋前駅、右に行くと都営地下鉄三田線の日比谷駅と千代田線の日比谷駅です。三田線に乗りたいなら別にどっちでもいいんじゃないかな。
そしてこんな通路しかないところで突然「都営地下鉄歯ブラシ」を売っていました。駅乗務員室で好評発売中!って書いてある。隣には、駅員事務室のようなものがあり、ミンクルちゃんのぬいぐるみがとてもかわいくこっちを向いている。しかし、どう見ても事務室だ。入っていいの?ほんとにここで売ってるの?って、気になったけど「そんな歯ブラシいらないし。」と通り過ぎる私はやっぱり凡人なのである。誰か欲しい人いたら買ってきますけどいります?
有楽町線の有楽町駅。
の真向かいが、都営三田線の日比谷駅。がっつり目の前で乗り換えできます。ここ大事なところですよ。後でテストに出ますから。
都営地下鉄の定期売り場がコンビニの中にありました。何とも斬新に見えます。都営地下鉄構内の生活彩家って直営っぽいんだけど、もしかして店員さんが定期も売ったりしちゃうのかしら。
東京メトロ 日比谷駅
分岐表示が出てきました。まっすぐ行くと東京メトロ千代田線の日比谷駅、左に行くと東京メトロ日比谷線の日比谷駅です。
まずは千代田線の日比谷駅改札に行きました。コンビニの先に改札があってここで地下道は終了していました。
いったん戻って先ほどの分岐を左に行けば、日比谷線日比谷駅。
ここで構内図を眺めますと、どうやら銀座駅に行けるようなんですね。私はそもそも銀座駅って存在を知らなかったのですが、銀座駅というからには銀座線なんでしょうか。これは手作り感あふれる立体構内図で…。構内図のバリエーションが多すぎですw
ああ、ここなんか来たことある気がします。なんとなく低い通路、古い町銀座を想起させるこの通路。
銀座方面への階段を昇りましょう。
東京メトロ 銀座駅
この丸い柱、低い天井。ああ、東京メトロですね。銀座駅ってなんと3線も乗り入れている駅なんですね。知らなかった。
駅名表記がないので自信もないですが、たぶん、ここが丸ノ内線と日比谷線の銀座駅。っていうか丸ノ内線本日3駅目なんですけど、出てきすぎじゃあーりませんかw千代田線も地味に3駅出てきたけど、丸ノ内線のがゴリ押し感あるw
続く通路は質素だけれども、光沢のある柱、規則正しいタイルに漂う昭和ロマンの香り。いいですねーこういう地下道。
で、謎のおっさんの銅像がありました。謎のおっさんとか言ったら怒られるか。板垣退助か誰かかと思ったら、この方は早川徳次(のりつぐ)さん。東京メトロの前の前の東京地下鉄道株式会社を創設した地下鉄の父と呼ばれる方だそうだ。明治14年生まれで昭和2年にアジアで最初の地下鉄を浅草~上野間に開業させたそうな。そうなると、この地下道はいつからあるんだろう。
銀座線銀座駅です。メジャーな方の改札は人が多すぎたので、人気のない改札の写真です。銀座といえども、地下鉄利用者はオーッホッホな奥様よりもサラリーマンでいっぱいでした。
さて、今回も話はここまで!次は、最終目的地。東銀座駅に向かっちゃうよ!!!
次回も読んでくださいね。
ワッホイ。ワッホイ。
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