しらたきのカラフル煮物を食べたい。
高橋ホイコです。注意書きよく読んでます。
先日のためしてガッテンで、「大便検査の検体は採取してから、冷蔵庫保存が望ましい。」なんて話してましたが、私は気づいていましたよ。
「できれば、冷暗所に保存してください。」
と、ささやかに書いてあることを。まあ、そんな注意されても、軽く無視です。
ところが、まったくもって、無視できない注意書きがあります。
しらたきの裏面を見てください。
アクの強い野菜(ごぼう・里芋・玉葱等)と一緒に煮込んだ場合は緑色、赤紫色、黄色、紺色等に変色する場合がありますので、別々にアク抜きしてからお使いください。
緑、赤紫、黄色、紺色!!!!
めっちゃカラフルじゃないですか。それって、あの魔女が鍋を書きまぜてるお菓子みたいじゃないですか。
ちゃーらっちゃちゃー。
これは、食べたい。
ごぼうのカラフル煮物!
早速、ごぼうを買ってきました。
しらたき注意書きの例の最初に書いてある野菜なので、これは確実に変色しやすい食材と思われます。いったい、何色に変わるんでしょうね。
皮をむいて乱切りです。灰汁抜きはしません。酢水になんて、つけないよ。絶対♪
カラフル煮物には、灰汁が必要なので、少しでも多くの灰汁を残すように、ちょっと洗い流すくらいがいいですね。
カラフルな色を存分に楽しむためには白いお鍋が必須です。先にゴボウを茹でましょう。
沸騰すると、いい感じで灰汁がでてきてます。この灰汁が、しらたきの石灰と反応した瞬間、リトマス試験紙の色が変わるように、激変が起こるのです。
さて、しらたきを入れましょう。私の予想では鮮やかな紫にぱぱーんと変化します。
カラフルハリホリ。ゴボウ変身!!!!!
ん?
んー。
呪文を間違えたかな。
うっすら、緑になっているような気がするけど、なんとも。
ちゃーらっちゃちゃー。
たまねぎの超カラフル煮物!
きっと、ゴボウは何かの手違えだったので、タマネギでチャレンジしましょう。
きっと、最近のゴボウは、灰汁が弱いんですよ。仮面ライダー俳優くらいにスッキリサッパリポンな優等生なんですよ。
タマネギは生産量多いですからね。ライバルもいっぱいいます。灰汁のひとつやふたつなければ生き残れませんよ。
というわけで、茹でます。カラフル煮物を楽しむには、白い鍋が欠かせません。
沸騰したら、しらたき投入タイムです。瞬きしちゃダメですよ。入れた瞬間、ぱああああーっと、ぱあああああっと、紺色に。藍染の手ぬぐいが色落ちしたときのように、ぱああああっとー色が変わりますからねええええ!
カラフルホイタン。タマタキ。紺色になあれー。
えいあああああああ。
どう?どう?
ねえ、どう?どう?嘘でもいいから答えて。
ちゃーらっちゃちゃー。
ごぼう・玉葱連合、超驚カラフル煮物!
もうね、何をしたらいいのか、わからなくなって、作った2つの煮物を混ぜました。
普通煮物するときっていろんな具材をいれるじゃないですか。
色々な材料が、複雑な反応をするときに、虹色の煮物ができるんですよ。
とにかくね、2種作ったし、両方を混ぜてみましょう。
混ぜた瞬間、ぱああああっとね、青と緑と赤とオレンジの液体がぱあああああっとなりますからね。
瞬きしちゃダメですよ。一瞬で変わりますからねー。
カラフルホイホイ。ヘンペコテコテーン。
これは、とっても、
ちゃーらっちゃちゃー。
メーカーの方に真相を聞く
しらたきメーカーのお客様相談室に相談してみました。
ごぼうだと緑色に、タマネギだとオレンジ色になることがある。そうで、100%なるわけではないそうです。
野菜との相性みたいな。なるときと、ならないときがあるそうです。
色が変わっても安全上問題ないですからねー。を強調されました。いや、色、変えたかったんだ。私。
その後、ブログの原稿を書き終わって見に行ったら「変色してる!」などの展開も期待しましたが、特に何もなく。冒頭の写真ですけど、勘のいい読者の皆様ならお気づきのことと思いますが、ええPhotoshopです。
本当は、あら、こんなに美味しそう。
残りは、卵でとじて、今夜の夕飯。
ワッホイ。ワッホイ。