SHARPの電子ノートが好き。だからカバーを作った。
高橋ホイコです。X68k、電源修理したら動きました。
このたび、SHARPの電子ノートのカバーを作り、販売開始しました。
その宣伝ブログを書こうと思っただけなのですが、私のSHARP愛に火がついてしまい、幼少の頃の淡い初恋のような、SHARPのパソコンたちとの思い出話になってしまいました。
76年生まれの皆さんなら、きっと、わかってくれるはず!
ホンハイさん、X68kPhoneとか作っちゃおうよ!
石はモトローラで!
SHARPが大好きなんだ。
SHARPとの出会いは、7歳の時に我が家にやってきた「初代X1」。パソコンテレビと言われた製品です。切り替えボタンがあって、普通のテレビとパソコンが切り替わります。DOS/Vパソコンでテレビが見られないと大学生の時に知ったときに、どれほど驚いたか。
そして、パソコンを起動すると、表示されるのは黒いBASIC画面。Wikiの画像見ると、泣くほど懐かしくなる。
BASICでプログラムを書いてもよし、カセットテープからプログラムを読み込んで実行してもよし。将棋ゲーム読み込むのに30分かかるんだぜ。
父が仕事に出かけている間、ひっそりと起動し、父の部屋に落ちている本を見て、花火のプログラムを入力をしてみる。実行すると、1分くらいかけて色がついた点で円が描かれたのです。
これが花火?と思った夏休みでした。
X1turboがやってくるのが2年後。1984年くらいです。私は小学3年生くらい。
初めて見る、テレビのリモコンです。そう、テレビのリモコンはあのときが初めてでした。黒くて長細くて、パソコン本体にしまっておけるのです。パソコン本体にしまうと、テレビについているボタンのようになる。何回も開けたり、閉めたりした。
事件は、小学6年くらいのときにやってきた、X1turbo上で動くYs2というゲーム。
オープニングのかっこよさに感銘を受けるのです。ゲームは苦手で最初の草原から出られないので、ただ、ただ、オープニングを何回も見ていました。今でこそFFみたいにオープニングがかっこいいの当たり前ですが、当時オープニングにPVみたいなのなんてなかったんです。マリオにオープニングないでしょう。何回見ても飽きなかった。
10:51からがX1turbo。後からできたWindowsのほうが凄そうに見えるが、私の心を揺さぶるのはX1Turboでしかない。
そして、「塔」のシーンでの多重スクロール。あれで「X1すげえええええええ。」となるのです。多重スクロールは、主人公のアドルが歩くと、背景の壁と窓から見える遠くの風景が違う速度でスクロールする技術。遠くはゆっくり動くというわけです。
あの場面は、今、見ても美しい。あのぐにょぉーーーと動く感じ。
そして、高校進学祝いに、初めての自分専用パソコンで、X68000XVIを買ってもらうのです。
で、何の話でしたっけ。
そうそう。このような幼少期を過ごしていたので、SHARPはとにかく好きなんです。
SHARPが出している、ちょっとアレな製品がツイツイに気になっちゃうんです。普通じゃイヤなんです。
IS01の話もしましょうか?
いいですか。そうですか。
目の付け所が、SHARPなんだ。
というわけで、今回紹介する製品が、WG-S20。
(今は後継機種のWG-S30が出ています。)
「電子ノート」と呼ばれる製品。
この時代にブルートゥースもないし、SDカードも入れられないし、Wifiもない。
ただ、そこにメモを書ける。
USB接続で、JPEGの書き出しはできるものの、結構面倒。と、かなり思い切っています。
この製品のいいところ。1つ目は、タブレットと違って、電池の持ちはすこぶる良い。半年放置して、また使おうと取り出してみたら、使えましたからね。
2つ目が、本当にいいところ。書き味が抜群に気持ちいいのです。
ブギーボードとか、マメモとか、メモプリとか、電子文具と呼ばれる物を大量に持っている私だけれども、書き味の気持ちよさがSHARPは抜群。
ペンを当てたときの摩擦係数の低さ、反応の良さが相まって、スルスル書けるのです。書いてて気持ちがよい。
「金持ちになれるメモ術」のような物を読むと、おおよそ紙ノートが推奨されています。そのため、しばらく私も紙ノートを使っていたのですが、やっぱりですね。ガジェットじゃないと、やる気でないみたいです。
重くてもガジェットじゃないと、持ち歩く気が起きないみたいです。
というわけで、最近、SHARPの電子ノートに戻ってまいりました。
コストカットの申し子でござる。
しかし、この電子ノート。
残念すぎる、この外観。
僕たち、中身で勝負しました。
外装は、徹底的にコストカットしましたよ。
みんな、外見なんて気にしないでしょ?大事なのは中身だよね。
外装のために、値段高くなんて、しないよ、絶対。ぼくは。
なんだよ。このオレンジ。
どうやったら、オレンジが選ばれるんだよ。
SHARPの開発室がコストカットで、蛍光灯減らされて、ナトリウムランプでも使ってたんじゃないか。と疑ってしまうオレンジだよ。
ちょうど買ったとき、カバーが無料プレゼントだったんですよね。申し込みましたけど、カバーが本体よりも重たいという暴挙に即捨てました。
そこで、カバーです
というわけで、カバーを作りました。
チャチャチャチャッチャッチャー。
今日は、この話題が主題だったはずなのに、だいぶ話が遠回りしましたね。
布製なので軽いですし、オレンジの外装を隠すのに最適です♪
SHARPの電子ノート、製品がレアなだけに、ケースの種類も少ないです。だけれども、ケース必須なSHARP電子ノート。
選択肢の一つに、当社ホイコ・クリエィションズを入れてください♪
現在販売サイト登録していないので、ご購入希望の方は「お問い合わせ」よりメールください。
冒頭写真の背景のX68kに気づいたアナタはお友達。
ワッホイ、ワッホイ。