鉄のフライパンを育てて思う…テレビが商品名を言わないのは不便

育てたフライパン

 鉄のフライパンを育てています。無印良品の「育てるフライパン」26cm。ネーミングがずるいですよね。我が家は子どももいないし、ペットもいない、ぬか床さえないので、フライパンくらい育ててみるかって気になります。ちなみに買ってみたら、普通のフライパンでした。

 半年が経ってだいぶ使いやすくなってきたんですけど、ここに至るまでが大変でした。問題はタワシですよ。タワシ。「使ったあとはタワシで洗ってください」って説明書に書いてあるから、ナチュラルキッチンで買った、かわいい顔がついた小さいヤツを使っていたんですけど、まあ、洗いにくい。フライパンも焦げ付く一方です。

 1カ月ほどでタワシの顔が取れちゃったので、亀の子たわしに変えてみたんです。そしたらね、そしたらね。

 使いやすいのー!!!!

 もうね、説明書にタワシじゃなくて、亀の子たわしって書けや。って言いたくなりました。全然違うんだもん。あっしは、世間が商品名を言いにくくなっている風潮にもの申したいのでござる!

テレビが商品名を言わない問題

 テレビって商品名言わないですよね。民放はスポンサー配慮で言わなきゃいけない企業名はいうけれど、それ以外はだいたい言いません。中立・公平・公正がモットーのNHKも言わないですよね。

 NHKの朝のニュースでやってる「まちかど情報室」なんて、便利グッズを毎日のように紹介しているのに、商品名いいませんからね。「あら、便利そう」って思ってネット検索しても、その商品が見つけられないなんてこともたびたび。なんのための情報発信なんだろって思います。そのアイデア、パクってくださいってことですかー!

 一方、このブログもそうですけど、Google広告が主な収入源であるサイトの場合、別に言っていいはずなんですよ。無印の取扱説明書だって、商品名を言ってはいけない理由ってないと思うんですよ。

 言おうよ。そこは、亀の子たわしだって。うまく育てたいなら、このタワシがオススメくらいのこと中の人なら情報持ってると思うんですよ。それ、教えてくださいよー。

亀の子たわしの写真
亀の子たわしとの出会いが、フライパンを変えた

なぜ、みんな商品名をいわないのか

 テレビってなんだかんだでみんな見てるんですよね。だから、テレビの言い回しが体になじんじゃってる。サザエさんって言っていいはずの場でも、「某国民的アニメ」とか言っちゃう。その潜在意識が、いろいろな文章に反映しているんだと思うんですよ。

 もうちょっとね、思い切ってね、商品名いっていいと思うの。テレビは事情があるから別にいいんですけど、それ以外のところでは、もうちょっと勇気を出して、商品名を使ってお話ししないかい。ヘイ、ミンナ。きっと、普段の生活が、もっと便利になるZE。

フライパンの画像
かわいいよ。フライパン。

 使い始めて半年です。予熱して、油をしきさえすれば、焦げ付かない状態になりました。「鉄のフライパンって、どうなの?」ってことなんですけど、メリットは「1.長持ちする」「2.おいしくなる」だと思います。テフロンより表面温度が高くなってるように感じます。そのせいか、餃子とか、よりパリッと焼けます。デメリットは「油」ですね。油を使う量は確かに増えた。けれども、体重も変わらないし、健康診断的にも何も変わっていないので、大丈夫なのかなーって。テフロンが出始めた頃、みんな油を犯罪者のごとく嫌ってたけど、意外と大丈夫なんじゃないかなって最近思います。もこみちさんくらい飲んでても、たぶん、大丈夫なんですよ。知らんけど。

 ワッホイ、ワッホイ。