【E難度】2拍5連譜は京急の駅名でマスターできるか

オタマジャクシの写真
高橋ホイコです。趣味でホルンを吹いています。

今年の11月にレスピーギの「ローマの松」という曲を演奏します。
この曲を演奏するには、通称「2拍5連譜」=つまり、2拍の間に、5つ音を入れるという技を身につけなければいけません。

5連譜、7連譜は、駅名で練習するという、オーケストラ業界に何となくの風習があることをご存じでしょうか。
そこで、ネット民が大好きな京急の駅名を使って練習をしていたところ、大発見をしたのです。

本日は、この大発見を、音楽演奏にあまり縁がない人にも伝わるように、がんばって説明したい!

2拍5連譜を聞いてみよう

「ローマの松」の第4部「アッピア街道の松」にそれは現れます。

この動画の18分57秒あたりからです。
ほかのメロディーも入ってて混とんとしているのですが・・・。見つけられたでしょうか?

ホルンの譜面はこうなっています。
ホルンの譜面
太鼓の達人ぽく書くと、こんな感じに。
オタマの達人
はい、わかりませんね。
2拍のなかに、5個音をいれるけど、最初の1個は休符(音を出さない)という技です。E難度くらいですね。

どうしてこんなことしなくちゃいけないのかは知りません。
6連譜でも問題ないような気がするし、鼻歌で適当に歌ってて、こんな5連譜浮かんでくる奴、友達になりたくない。しかし、演奏者としては、書いてある譜面はやらないわけにもいかないので、渋々練習するのです。

普通の5連譜を練習する

2拍5連譜を練習する前に、普通の5連譜をマスターしましょう。

メトロノームをカチカチさせながら、
2連譜(8分音符)→3連譜→4連譜(16分音符)→5連譜→4連譜→3連譜→2連譜
が、さらっとできるようになりましょう。

譜面にしたところ
ちなみに、戸部(とべ)、鮫洲(さめず)、雑色(ぞうしき)、梅屋敷(うめやしき)は、赤いアンチクショーこと、京浜急行の駅名です。

最初はテンポを落として練習し、できるようになったら、ちょっと速くして・・・を繰り返します。
4上げて、できなかったら2下げるというのが、個人的なオススメ。

ぶつぶつ言うオタマジャクシ
メトロノームを見つめながら、ブツブツブツブツ・・・。
かなり、暗い作業になります・・・。

アクセントをつける

さあ、みなさん5連譜マスターできましたね!

目指すは2拍5連です。

  • 5連譜→1拍に5回
  • 2拍5連→2拍に5回

ですから、5連譜を1つトビにすれば、2拍5連になるわけです。
1つ目、3つ目、5つ目、7つ目、9つ目を強く言ってみましょう。
2拍5連の練習法

練習の様子↓

これをやっている瞬間に、家族が部屋に入ってこないことを祈るばかりです。

「梅屋敷」なんて単語を口に出すのは、そもそも3年に1回程度の頻度です。もう、もう、150年分くらいの「梅屋敷」を使ってしまった。

ああ、もう、梅屋敷トランス。世界は梅屋敷でできている。
世界が叫ぶ

ウメヤシキ!ウメヤシキ!
トランスオタマ1匹

梅屋敷に、梅の屋敷が本当にあるのかなんてどうでもいい。
梅屋敷の知人屋敷におじゃましたことがあるが、梅なんて生えてなかった。生えていたのはキュウリとトマト!

ウメヤシキ!ウメヤシキ!
トランスオタマ2匹

そうだ、君の頭は梅屋敷しかない。
あの日の梅屋敷のバーベキューは、楽しかったぞ!

ウメヤシキ!ウメヤシキ!
トランスオタマ3匹

トランスに入ったこの状態で、さあ、弱い音符の発音をやめるのだ。
そうだ。それで、2拍5連の完成だ!

ローマの松を歌ってみよう

ここまでできれば、2拍5連ができたも同然。
曲の音符に当てはめてみよう。

やきめしとべーの譜面

(゚Д゚)焼きめしが飛んだ。

元も子もない話ですけど

今回、梅屋敷を取り上げましたが、外国の音楽の練習なので「アンダンテ」とか外国語で練習した方が、やりやすいですね。
日本語でやるから、途中で変な「ウメヤシキ」が登場するんだって。

梅屋敷関係者の皆様、変なウメヤシキ登場させてすみませんでした。練習していたら、なんだか楽しくなってきてしまったので、ブログにさせていただいちゃいました。

ちなみに、今日と明日、2016年8月26日、27日はぷらもーる梅屋敷の盆踊り大会だそうです。水色の梅屋敷Tシャツを来ている人に「シン・ゴジラ」と話しかけると、いいことあるらしい。

勝手に宣伝して今日は終了。ちょいと動画が恥ずかしい(/ω\)。
ワッホイ、ワッホイ。