手作りパンを冷凍保存するなら…焼く前、焼いた後?実験しました

手作りバターロール
手作りパンを冷凍するタイミングを変えて、食べくらべました!

 ふと思ったんです。手作りしたパン生地を冷凍すれば、いつでも焼きたてが食べられるのではないかと。朝から、手作りパンですよー。最高に幸せじゃないですか。いつから冷凍してあったのかわからない食パンさようならと、山崎パンを手に取ったとき、ふと思ったのです。焼いてから冷凍しても同じではないだろうか。

 気になるので試したら、焼く前のパンを冷凍した方がふわっふわになりました

パンをつくる

 まず、パンをつくります。といっても、ホームベーカリーさんが全部やってくれます。冷凍に向いているのはクロワッサンやバターロールらしいので、今日はバターロールをつくります。

ホームベーカリーに材料を入れた様子
材料をセットします

 材料を入れてポチッとするだけで、生地ができました。14等分にして丸めて、濡れたふきんをかけて20分おきます。ちなみにですね、筆者、バターロールは初見プレイです。全然、上手ではないです。おいしいバターロールの作り方を知りたい方は、この記事には期待しないでください😆

コネ上がったパン生地
生地ができました
14等分して丸めたパン生地
取説から「14等分にしろ」との難易度の高い指令
ルマンドみたいになったパン生地
つぶして丸めろ言うからやったけど…絶対違う
バターロールの生地
それっぽく…なった?

2次発酵して、そのまま冷凍する

 成形後、40度に設定したオーブンで40分ほど2次発酵させます。発酵っていいですよね。生地がふっかふっかになっています。この状態、赤ちゃんの腕くらいきもちよくて好き。

2次発酵後のバターロール すこしふっくらしている
成形後、2次発酵しました

 通常なら、ここから焼きますが、今日はそのまま冷凍します。冷蔵庫に“新鮮冷凍”というモードがあるので、そちらにぶち込みました。

生地を並べて、ラップをかけたところ
クッキングシートをつけたまま、アイストレーにのせました

もう半分は、2次発酵のあと焼いて冷凍

 半分は、そのまま焼きます。卵を塗る刷毛がないので、塗ってません。なので「お前のどこがバターロールじゃ、お焼きじゃろ」みたいになっています。だから、筆者は、それほど、バターロールをつくるのは…得意では…ない…と、さっきから……。しかし、手に取ると、結構ふわっふわのほっかほかなんですよ!むふ。

焼いた後のバターロール
焼きました

 粗熱が取れたら、そのまま冷凍しました。

翌日。冷凍したパンを焼いてみよう!

 さて、冷凍したパンを食べ比べます。事前に焼いていない方は、180度のオーブンで20分。焼いてある方は4分焼きました。どちらもおいしそうです。

冷凍庫から取り出したパン生地
焼いて冷凍(左)、焼かずに冷凍(右)
オーブンでパンを焼いている様子
ぶぅーーーーーーん
焼き上がったバターロールの写真
焼けましたー!(焼かずに冷凍(左)、焼いて冷凍(右))

実食→焼かずに冷凍した方がふわっふわ!

 どちらもおいしいんですが、焼かずに冷凍した方が、よく膨らんでいてふわっふわしていました。

バターロールをちぎったところ 少し潰れている
焼いて冷凍したパン ちょっとぺったりしていて、ちぎりにくい
バターロールをちぎったところ きめ細かくふんわりしている
焼かずに冷凍したパン 生地がつぶれておらず、ふわっとしています

 焼かずに冷凍すると、焼き時間に20分かかります。朝食にすることを思うと、その間電子レンジが使えなくなるというデメリットがあります。が、味の好みでは断然「焼かずに冷凍」に軍配があがりました。


 ホームベーカリーでつくった食パンは、販売品と違って日持ちが心配なので、焼いたときにはしばらく毎食食パンでした。生地の段階で冷凍できるなら、もう少しカジュアルにホームベーカリー使えそうだああああ、と光明が見えてきました。ピザ生地も冷凍できるらしいので、あいつもカッチコッチにしてやるぜー。

 ワッホイ、ワッホイ。