厚揚げの油抜きって必要?食べ比べてみた

焼いた厚揚げ

 主婦の働き方改革。すなわち生産性向上が必要です。と、壮大なことを言ってますが、つまり最大限手抜きをしつつ、うまい料理を作りたい。それが私の人生目標です。

 料理って覚えれば覚えるほど、手間が増えます。「魚は湯引きしろ」「米は最初の水はミネラルウォーターがいい」「厚揚げは油抜きが必要」。これどんだけ効果あるの?と思ったことありませんか? 可能ならばコスパのいい「手間」だけを厳選したい。名付けて生産性向上系料理。というわけで、今日は「油抜き」の効果を確かめてみました。

厚揚げを油抜きしたら、油がいっぱい抜けた

 厚揚げを買ってきました。ギザギザカットが付いていて、カリっと焼けるタイプです。厚揚げ業界も進化してますな。なぜ、この銘柄にしたかというと安かったからです。はい。

カリっと焼ける厚揚げ
カリッと焼ける絹厚揚げ

 厚揚げにじゃじゃーと熱湯をかけて、油抜きします。やったあとに調べたところ、お湯をかけるのは、油揚げでの油抜きのやり方のようです。クラシルを見たら、厚揚げの油抜きはキッチンペーパーを使っていました。しかし、ネットを見る限り、厚揚げでもお湯をかける方法を推奨している方もいるので、今回の実験はこれでいいことにします(個人ブログ用の記事だからって、仕事が適当だね♪)。

熱湯を注ぐ
熱湯をかけてみた

 油抜き後のお湯には、油が浮いておりました。これだけ油が落ちているなら、効果があるに違いない。

油抜きに使ったお湯の写真
油が浮いてるー

 さあ、油抜きした厚揚げと、油抜きをしていない厚揚げを焼きましょう。

魚焼きグリルで、厚揚げを焼く

 調理はシンプルに。魚焼きグリルで焼きます。写真のどれかが油抜きをしたもので、どれかが油抜きをしていないものです (個人ブログ用の記事だからって、仕事が適当だね♪)。

魚焼きグリルの網に乗せた厚揚げ
厚揚げを焼く

 焼けました。見た目に違いはありません。

完成した焼き厚揚げ
焼き厚揚げ

 味に違いはあるのかな?

味の違いは……全くなかった!

焼き厚揚げ
こいつら、味、同じだ……

 油抜きをしたものと、していないものを食べ比べました。少しは違いがあると予想していましたが、もうね、完全に同じ。私の舌ではなんの違いも感じられませんでした。これは一流芸能人でも見分けられないでしょう。そもそもこの写真もどっちがどっちだか、わからなくなっているわけで(個人ブログ用の記事だからって、(以下略)……)。


 ネットを調べると「酸化した油のにおいが気になるので、油抜きが必要」という声を見かけました。それが理由だとすると、パッケージ技術も向上していますし、買ったばかりの厚揚げなら、油抜きは不要ってこともあるかもしれません。 他には「煮物だと味の染み込み方が違う」など、様々な情報があります。ですので、この実験だけでは、本当に効果がないのかは断定できません。でも、私は、決めた。油抜き、モウヤラナイ。

 ワッホイ、ワッホイ