街角にある証明写真機の「美肌モード」を撮り比べてきた

証明写真的なやつ

 高橋ホイコです。世界で一番美しいのはアナタと言われたい。
 証明写真について先日調べました。証明写真機でキレイに写るには「足の上にハンカチを置く」、「白い服を着る」などコツがあると言われています。ところが、富士カラーの人が「特別なコツを使わなくても、当社の証明写真機なら10歳は若返ります!」と自信満々に言うのです。

 ホントカナー(--;、と思ったので、実際に撮ってきました。

よくある証明写真機で試してみる

青い証明写真機

 手始めに駅構内にあった青い証明写真機で撮ってみました。「(株)JR東日本リテールネット」の写真機です。“肌美人プレミアム”と美しい外国人女性が目立つ看板です。いい写真撮れそう。なんなら私も西洋美女になれそう。

 イスはクルクルして調整するタイプですね。
イスクルクル

 1000円を払って、肌美人モードで撮ります。
選択画面

 美容院帰りという気合いの入れようです。ファンデーションの前に下地を使っちゃうくらいに、通常よりメイクを濃くしてきました。だって世界で一番美しくなりたいんだもの。

 撮れました!
証明写真撮れた

 ええと。いつもどおりの私の証明写真。全然、美人じゃありません。

 若干、写真の明るさが選べましたが、フォトショで露出をあげるくらいの効果です。これでは「世界で一番美しいのはアナタ」とは言ってもらうには、相当強力な圧力が必要です。
明るさが選べる

 そうだよね。美人モードじゃなくて、肌美人だもんね。と、納得。

富士カラーの証明写真機で撮ってみた

緑の証明写真機

 次に、緑色が印象的な富士カラーの証明写真機で撮ってみました。先ほどの証明写真機から10歩ほどの距離にありましたので、被写体の変化はほぼないと考えてよいでしょう。しかし、さすがはJR構内。富士カラーは駅の端に追いやられてましたね。富士カラーの証明写真機には「他にも証明写真機があります」とテプラが張られていて、「JRの写真機使えよ」って言われてる感じ。
 
 イスをクルクルしなくていいのが富士カラーの特徴らしい。
イスクルクルしないやつ

 プレミアム美肌仕上がりを選びます。こちらも1000円。
プレミアム仕上がり

 撮影は4回までできました。写真を選び、頭とあごの位置を調整します。「OK」を押すと、
顔位置の調整

 一気にブーストがかかります。画面を撮影した写真ではわかりにくいかもしれませんが、なんとなく顔が変わりました。
証明写真的なやつ

 確かになんかしらの補正がかけられてます。補正がかかったのはわかるんですが、、、
補正後のあたし

 これじゃ、アタシじゃないかーーーーーーーーーい!!!

 試験監督をしたことがある人ならわかってくれるはず。受験票と実際に来ている人が同一人物か試験中に確認するんですよ。絶対いるの、明らかに写真と本人が違う人。写真がすっげー若い、すっげー美人。別人にしか見えないの。でもね、でもね「他人じゃないですか?」とか聞けないですよ、「写真が美人すぎるんですけど、あなた別人ですよね?」とか聞けませんよ。もうね男女が違うレベル、幼女とおっさんくらい違わない限り「別人ですよね?」なんて、聞けませんよ。絶対無理。

 だからね、だからね、もっと、美女に変えてくれても大丈夫だって!!!

 というわけで、最近の証明写真機は何やらの補正はかかりますが、本人が本人である限り、本人であることがわかりました。

スマホアプリのが盛れるんだが

 スマホアプリとフォトショで盛ったぜー。いや、アプリというか…メイクというか、いろいろ違いますが…ここで宣伝です

 妖精さんの服装でホルンを吹きます♪

 ほーら、やろうと思えば、人間、こんだけ変わるんだぜー。証明写真機ももっとがんばれよ。
 この写真でマイナンバー申請はダメかなー、ダメだろなー。演奏会情報はSNS方面に流しますね。ワッホイ、ワッホイ。

妖精たん
ああ、これでマイナンバーカード作りたい