塩分量計をつかって完璧なみそ汁をつくりたい(1)
すごくおいしい、みそ汁が飲みたい。
想像ですけど、高級料亭のみそ汁って、めちゃくちゃおいしいんだと思うんです。そういうのをつくりたい。で、なにをしたらつくれるのか……を考えると、おいしい料理って、結局のところ塩梅(あんばい)だというじゃないですか。塩分を制するもの、食を制す、的な。だったらさ……、
塩分量、はかればいいんじゃね?
ってな考えにいたっちゃいました。塩分量計を買って、究極のみそ汁をつくります。で、まぁ、結局のところ、つくれていないですが、ほんだしがヤベェことに気がついたので、そのへんをご報告します。
塩分量計買ってみたー
テレレレッテレー。
塩分をはかるヤツを買ってみました。お値段1000円強です。ヨドバシカメラで買いました。センサー部分以外に水かけちゃいけなかったり、10~80℃じゃないと正確に測れなかったりと、けっこうナイーブみたいです。
さっそく、こいつを使って、みそ汁をつくってみましょう。
味噌を入れてみる
味の素のレシピを参考につくります。水300ccにたいして、みそ大さじ1を入れます。具はわかめにしました。
みそを溶かした段階で、塩分量を測ると0.3%。0.9%がおいしさの目安ですので、まだまだ塩分は足りていません。
ほんだし入れたら、いっきに塩分上昇
つぎに、ほんだしを、小さじ2/3入れます。
こんなに入れるもんなんですね。ふだん、こんなにほんだし入れないです。ここで、塩分量を測ると……。
いきなり0.9%になったあああああああ。
ゲージは一気に上昇。ほんだしには塩分があるとウワサには聞いていましたが、ここまでとは……。
このあと、もう一回つくって見たんですけど、調味料は同じ分量なのに1.3%を超えてしまいました。まだ0.7%だからと、ほんだしをちょっと追加して……1.3%ドーーーーンみたいな。塩分を制するものが、みそ汁を制するんじゃない。ほんだしを制するものが、みそ汁を制するんだ。たぶん、そんな感じです。
0.9%になれたみそ汁は、たしかにいつもと違う味でした。なんかね、ほんだしをいっぱいいれるとこうなるんだ……っていう味。みその風味を楽しんでる感じがないので、わたしの想像の究極のみそ汁ではないかな。という結論です。まあ、目指す先の味を知らないでやってるんだけども。
ちなみに、塩分量計。使い方がわるかったんですかね。数回の使用でこわれてしまいました。ちょーイラっとしたので、タニタの塩分量計を改めて買いました。こんどはタニタさんを相棒にして、究極のみそ汁を目指します。高いヤツ買った方がいいよってレビューにはありましたけど、安いヤツを買いました。
ワッホイ、ワッホイ。