自販機で買える「だし」のだし道楽 使い切ったからフリカケにしてみた
高橋ホイコです。好きなふりかけは味道楽。
だし道楽という自販機で買える「だし」があるのです。詳しくはねとらぼの記事を読んでください。
ってね、ってね、これ、私が書いた記事なんですよ。なんなら、ねとらぼデビュー作、いや、ライターデビュー作と言っても過言ではない記事なんです。大物ライター高橋ホイコが生まれたのはこの記事からだって、30年後に語られる予定の記事なんですよ。いわば、ケッフェル番号1番なわけです。
ああ、なつかしい。四ッ谷の紀尾井ホールの裏まで行って、紀尾井ホールの裏の土手で一人うどんを食べていたら、雪が降ってきたのね。あとで知ったんだけど、ねとらぼの編集部ってこの近くで、だったら、雪の中食べてないで、編集部で食べればよかったっていうね。なつかしい。
この記事の最後に「オーブンで焼いて、粉末にして、ふりかけで楽しむといいそうです。使い切るのも楽しみですね!」って書いてある。ああ、楽しみでしたよ。楽しみでした。そのだし道楽をついに使い切ったので、フリカケにしてみました。
だしの中には昆布や魚が入っている
750円って高いなと思っただし道楽。結局、使い切るのに半年以上かかりました。平日に料理しないですしね。最後減ってきたら勿体なくなって、「使い切る」までに時間がかかったのもあります。
このだし道楽、ペットボトルの中に、モノホンの魚やら昆布やらが入っているのです。このまま捨てるのは少し勿体ない。
容器には、「中のさかなは、オーブンでこんがり焼き、粉末にすれば、ふりかけとしてお楽しみいただけます。」とある。
やろうじゃないか。
魚を取り出す
これが、このペットボトル、かなり丈夫にできています。通常のお茶のペットボトルなら切れる文具のはさみレベルでは、まったく太刀打ちできません。はさみで切れたのは、蓋の周りのプラスチックだけでした。
一体、どうやって中身を出したらいいのだろう。
そう思案していた時、ひらめきました。
そのままでも、中身出てくるやーーーーーん。
無事、中身を取り出せました。
中身は昆布1枚と魚1匹、身欠きにしんみたいなヤツが1本でした。
こんがり焼く
こんがりって、どのくらいなのでしょうか。
まったく見当がつかないので、とりあえずコンベクションオーブンで250度10分と設定。が、8分くらいで「もう、焦げていいですか?」という匂いがしてきたので、取り出しました。
こんがりー。とにかく香りがすごい。みりん干しの魚を焼いたときの匂いを濃縮したような香りです。ホンジャマカの石塚さんなら、入浴剤にしたい~~~って叫びそうな香り。
ちなみに、昆布は2分で取り出しました。
粉末にした
フードプロセッサーで粉末にします。魚を2つ~3つに割ってフードプロセッサーに入れたら、ぶいいいいいいいーん。昆布はハサミで切り刻みました。
思ったより大量のふりかけが出来上がりました!市販のふりかけ1袋分くらいはあるのではないでしょうか。
ひとつまみ味見をしてみると、もう、味が濃厚!ひとつまみでご飯3杯いける。
おいしかった
というわけで、ご飯にかけてもおいしかったです。
ワッホイ、ワッホイ。