(゜д゜)!LANケーブルを変えたらネットが4倍速くなった話

2022年4月12日

赤いLANケーブルか、青いLANケーブルかを迷う人
LANケーブルって大事(pixabayより)

 LANケーブルを変えたら、下り98Mbpsだったネット回線が、390Mbpsになりました。

 それは…なぜか……。

 「LANケーブルのカテゴリ見分け方」、で検索しましょう。

 サンワサプライさんのページとか出てくるので、それを読めばわかると思う。

 雑ぅぅぅぅ。雑ぅぅぅぅううう。説明、雑ぅぅぅぅぅぅぅぅ。

 まあ、技術的な話は、それこそサンワサプライさんとかエレコムさんにお任せた方が、間違えがないと思うんです。ほんと、そちらを見ていただいた方がいいと思うんですよ。

 なので、ここでは、私にしか書けないことっていうかーー

 そういう感じのこと、書いちゃいます。

 自宅のwifiルータとか見直したら、速度がめちゃくちゃ改善したんですよ。その試行錯誤のさなかに見つけたのがLANケーブル問題でした。こんな手順で見直したんだよーっていう話を書くので、どこかの誰かの参考になればー。

元々、100Mbpsの契約だと思ってたんだ……

 ネットフリークなイメージがあるホイコさんですが、回線速度に執着がありませんで。

 wifi下り30Mbpsで満足していました。

 実際、困ることなかった。

 (あ、ちなみに、ネットのスピードはUSENスピードテストとかで測定してます)

 「100Mbpsの契約だと思う」って、家族さんが言ってたし。

 マンションなんて、そんなもんなのかなーって。

 ちなみに、有線では100Mbps弱が出ている状態でした。100Mbpsの契約で100Mbps出ることあんだねって思ってた。

 で、ある日、家族さんがこう言うのです。

 「Wi-Fiルータ変えない?」

 なぜかと聞いたら、「なんとなく古いから」って。10年以上前にドコモショップでもらった物だから、今風にしたい。そのくらいの温度感でした。

 こうしてWi-Fiルータの選定を頼まれたのでありました。

NEC Aterm WX3600HPを買いました

 Wi-Fiルータ、どれにしよっかなー。ってな感じで、ヨドバシカメラと、Amazonと、価格コムのレビューを、目をカッパの皿のようにして吟味します。

 NECのWX3600HPの、とあるAmazonのレビューが、心をくすぐりました。

落ち着いてここと価格ドットコム等のレビューをよく読み、クイック設定Webからいくつか設定をいじっては子機の動作確認を繰り返していい感じの設定を見つけたら安定して早くなりました。

いちさんのレビュー「初期設定だと良さを発揮できない。

 価格コムのレビューを見て、ちゃんと設定したら、早くなるだとっ……!?

 そんなこと言われたら、価格コムのレビューを見るじゃないですか。

 何が書いてあったかというと……、

注意点としては、設定は初期のままではなく、YouTubeとかで見ながら設定を変えた方が、より安定する感じです。

きゆがさんのレビュー「安定感あります。ただ、設定はいじった方がいいかも。

 YouTube!!!! なんかもうね、気分はRPGですよ。伝説の剣を手に入れるのに、あっちにいったら、ここへ行け。ここへ行ったらあっちへ、行けみたいな。

 で、YouTubeを探すと、「WX3600HPの爆速設定」って動画が本当にあったんですよ。

 あのね。ここまで調べたら、これ買うわさ。

 「いったいどんだけ爆速になるのん?」って、気になるじゃんか。

 というわけで、ポチりました……家族さんが。

 「爆速設定よろしくー♪」的なノリで。

 どうやら、丸投げされたらしい。

Wi-Fiルータ設置箇所って大事だねって

 最近知ったんですよ。wifiルータの置き場所って大事だなって。

 せっかくなので、アイオーデータの「Wi-Fiミレル」というアプリを使って、Wi-Fi強度を観測しながら、設置場所を検討しました。

 結論(デデン♪

 マンション設計した人、エラい。

 そうなんですよ。マンション設計した人、Wi-Fiのこと、ちゃんと考えてるんですよ。たぶん。

 壁から、LANケーブルが飛び出てて、ここにルータつないでくださいねーってなってる場所があります。

 ここが、Wi-Fiルータのベストポジションでした。

 自宅領土の真ん中だし、高いところにあるし、電源もある。

 そこに置けば、全部屋カバーするんですよ(以前は寝室で入らないことがあった。

 ごめん。「ここにWi-Fiルータおいてねー」っていう設計者の隠しメッセージ、ずっと無視してたわ。

 で、爆速設定もいたしまして、素敵なWi-Fi環境が構築できたのです。

すごい!100Mbps超えたー(なんでー???

 Wi-Fiルータの爆速設定というのは、なんていうか、ふつうの話でした。

 自動設定になっているところは手動にする。使わない機能はオフする。すいてるチャンネルを選ぶ。みたいな。

 で、設定して、速度を測ってみると、すごいんですよ。

 マジですごいから、腰抜かさないでくださいね。

 100Mbpsの契約なのに、100Mbps超えたああああああああああああああああああああああ。

 下り 157.47Mbps 上り 263.03Mbps

 爆速設定、すごすぎーーーーーーーーーー!!!超、ブーストしてるぅぅぅぅぅぅ。

 ちなみに、有線LANで速度を測ってみると、

 下り 98.23Mbps 上り 101.32Mbps

 すげーーーすげーーーー。有線より、Wi-Fiのが速ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 ……。

 んなわけない。

 そんなわけないよね!!!

 まず、1番目。いやね、私も、一瞬だけ思いましたよ。あのWi-Fiルータすごいなって。

 100Mbpsの契約で、100Mbps以上を出すって、どんな技術だろうって。

 んなわけない! 契約100Mbpsじゃないだろ。これ。

 2番目。Wi-Fiが、有線LANより速いとか。そんなWi-Fiルータすごいなって。

 いやいや、ないって。ないって。有り得ないって。

 さあ、冷静になろう。

 有線LANのスピードを見て、思いました。

 下り 98.23Mbps 上り 101.32Mbps

 キミさー。100Mbpsを超えられない戦いしてない?

犯人はこの部屋の中にいる!(当たり前だ

 つまりですね。ルータからパソコンまでの間に、100Mbpsを超えられない犯人がいるのは明白なわけです。名探偵じゃなくてもわかることです。

 で、回路構成を考えると、それはそれは極めてシンプルでして

 ルータとパソコンの間にはLANケーブルしかいないのです。

パソコンとルータがつながれている図
ルータとパソコンの間にはLANケーブルしかないのです

 こうなってくるとですね、「もしかして、LANケーブルって、規格ある?」みたいに思うわけですよ。

 で、検索してみると、冒頭で紹介した、LANケーブルのカテゴリの話が出てくるんです。

 カテゴリー5だと、100Mbpsしか出ないんですってーーーー。

 へぇー。そうなんだー。

 すごいねー。

 で、ケーブルを見ると、マジビンゴ。「Cat5」とか書いてある。家にあるLANケーブルだいたい全部それ。契約が100Mbpsだと思い込ませてた犯人、ソイツら。完全に異議なし。

 ってなわけで、6AのLANケーブルをポチりまして、もういちど速度を測ってみました。

 下り 389.85Mbps 上り 253.05Mbps

 (゜д゜)速い……なんだったの。結婚してから今までの10年間……。

 と、いうわけで、あなたの家も、LANケーブルを変えたら速くなるかもしれません。


 家族さんにですね、この件を報告しました。どんな反応だったかというと。

 「へぇー。うち、1Gの契約だったんだね」

 ええ、ええ。そうだと思います。契約したの、あなたですよー。

 あぶない。「このルータ、Amazonのレビューとか見て、ちゃんと設定したら、100Mbpsの契約で、100Mbps以上が出ます!!★5つ!!」ってレビューを書くところでしたわー。というわけで、家族の「うちは100Mbpsだと思う」は疑う価値があると思います。

 ワッホイ、ワッホイ。

別のケーブルにしたら、600Mbpsを超えた・・・(2022/04/12追記)

 ケーブル変えれば速くなることがわかったので、家中のケーブルを変えることにしました。で、エレコムさんの別の6A対応のケーブルを買ったんですけどね。

 下り 619.28Mbps 上り 408.84Mbps

 ええええええええ。また、速くなってるぅぅぅ。