【自転車・光害1号】能面テールライトがレベルアップしたので、動画を投稿しました

私の愛する家族が、えーと、変わった家族がですね、能面のテールライトに方向指示機能をつけたので、動画を投稿しました。
情報量が多すぎて、説明がむずかしい!
何が起きたのか、順を追って説明しましょう。
家族は、昔、「光害1号」を作っていた
家族の自転車には、やたらとライトがついています。自分で「光害1号」と名付け、とても気に入っているようです。

フレッシュに参加する際に、ウケを狙ってライトをたくさんつけたら、思いのほか好評で、その後、だんだんライトが増えていったそうです。フレッシュとは何かというと、数人のチームで長距離を走る、自転車イベントのようなものです。

次は、能面テールライトだ
ライトを増やす方向で進化を続けてきた光害1号ですが、9灯にまで達すると限界を迎えました。同人誌「驚輝!光害1号」の企画で、全部つけたらどれだけ明るいのかを川原でテストしました。そのとき、家族は「外で全灯つけるの初めて」とか言ってましたからね。使ってないんですよ。あれだけライトついてて「うーん、下のやつは予備」とか言うんですよ。FELTって結構、軽くていい自転車らしいんですけど、ライトがついてるせいで、総重量18キログラム。これ以上増やしてもねーと、マジで限界でした。
ライトを増やすのがもう無理だとなったとき、「次はテールライト」と思うのは自然な発想でしょう。で、イベントに出たときに、ある人との出会いがあって、能面…つけようとしちゃったんですよね。能面の目が光るようになりました。

LEDをぼわーんぼわーんと不気味に光らせたくて、Arduinoを使いました。ここから家族はArduinoが好きになったようです。Arduinoをいじることが増えたように思います。
で、能面がしゃべるようになったわけだ
ある日、「Arduinoで、レベルアップできるようになったー」と家族が言うのです。何かと思ったら、Arduinoで、ドラクエのレベルアップ音「てててててってってー♪」を鳴らすことができたそうなんです。
「能面につけちゃえば?」
誰が言いだしたか、詳しくは覚えていませんが、そんな会話がありました。そこから、家族は何かをひらめいたように作業を続けました。私は、ただ、能面からドラクエのレベルアップ音が鳴るだけだと思っていました。

「うわー、バチ当たりそうー」
おそらく能面のひたいに、LEDを張った瞬間の言葉です。覗き込むと、想像以上にインパクトあるテールライトができていました。それが、今回の能面テールライトです。

能面のひたいのライトは方向指示器になっています。ボタンを押すと「左に曲がります」「右に曲がります」「前方注意」などと声を出しながら、ライトが光ります。動作は動画を見ていただいたほうが、わかりやすいかと思います。
「M・L・R」と手書きされたボタンがスイッチです。これと能面本体とは無線でつながれていて、自転車への取り付けがシンプルにできます。技術的にはここが売りというか、苦労したポイントだそうです。
動画を撮影してみた→なんだ、この映像は
ちょうどニコニコ動画で、“第一回自転車動画祭”を開催するということもあり、動画を作ることにしました。
どう撮影したらいいのか、よくわからなく、これまた家中のライトを持ち出してきてライティングをしました。これ自慢なんですけど、我が家のリビングのライトは、青でも赤でもピンクでも、全色出せるというハイテク仕様なんです。このハイテク機能に一目ぼれして買ったはいいものの、買ったとき以外色を変える機能なんて使っていませんでした。それが、今回大活躍してくれました。

協力してくれたふくろうくんのアドバイスで、犯人インタビューふうの動画を撮影することに。能面をカメラに向けつつ、本人は背中側から撮影しました。ファインダーから覗いた瞬間、私はフイタ。まじ、フイタ。なんだwwwこれwwはwwwww、と思いました。家族はやたらと緊張して話してましたが、もう、なにを話しても、面白いわ、こんなん。って感じです。

インタビュー動画も含めた映像も編集してくれました。こうして、なんか、めっちゃすごいのができちゃいましたー!ぜひ、見て―!
さて、皆さんはわかりますか?能面がいる生活を。台所で玉ねぎを刻んでいると、カウンター越しに視線を感じる。「誰?」って顔をあげると、能面がこっちを見てるんです。わかっているのに、台所に行くたびにそうなるんですよ。もうね、怖いですよ。そっと能面さんの顔にタオルをかけて、目が合わないようにしていることをご報告します。
ワッホイ、ワッホイ。
電子書籍出してます。
↑レベルアップ前(目が光るだけ)の能面を紹介した本です