自転車ジャージの穴をふさぐ
高橋ホイコです。私のロードバイクのコンポは105じゃないそうです。
ホルンが103と107で、ロードが105だと思ったのに。
ところで、ニコニコ自転車部のジャージ(冬用)を久しぶりに出してみたら、穴、穴、穴があいているじゃないですか!!!
虫食いですかね。がおー。
ジャージって、そこそこ良いお値段ですし、使用頻度を考えると、まだまだ買い換えたくない。
穴ぐらい、、、自分でふさげるんじゃね?
キレイにふさいだら、「ホイさん、女子力たかーい。」とか言われて、モテモテになるんじゃないか。
博多の駅前の穴より小さい、小さい。
ホイコさんの手芸技術で、穴ふさぎにチャレンジするです!
用意する道具
だいたいのものが、100円ショップで入手できますょ。
絶対必要なもの
- 縫い針
100円ショップで売っています。穴ふさぎには、短い針が良いでしょう。- 手縫い用糸
ジャージと同じ色の手縫い用の糸が必要です。白とか黒とか赤なら、100円ショップで売っていますが、それ以外となるとユザワヤ、オカダヤのような手芸店で探すことになります。
ちなみにミシン糸は、糸のよってある方向が逆なので、手縫いで使うと縫いにくくなります(左利きの人は、手縫い糸が使いにくいらしい。どうしてんだろ。)- 両面接着芯
私は、ダイソーで入手しました。聞き慣れない単語かと思いますが、100円ショップ、手芸店で、そんな名前のものが売っています。不織布にアイロンでくっつく糊が付いているものです。片面タイプのほうが主流なので、両面であるか要チェック!- ハギレ
穴の周囲のジャージ生地と同じ材質、同じ色が望ましいです。これを入手するのがイチバン大変なんです。今回はとりあえず家にあったハギレを使用します。
使わなくなったジャージも布取り用として取っておくのもいいかもしれないですね>部品取り用自転車みたいだネ。
布を取るために、また同じジャージを買うとかしないように。くれぐれも。- アイロンとアイロン台
「持ってないよ。」とか言ってる、そこの独身男子。アイロンくらい買いましょう。多摩川サイクリングロード走ってて、目の前で女子が落車!駆け寄って「大丈夫ですか?」と差し出したハンカチがぐしゃぐしゃだと、ドン引きだから。コイとか始まらないから!
あると便利なもの
- 糸通し
針の穴に糸を通すことを苦労するくらいなら、これを使うべき。100ショップで、4個セットで売ってました。ってか、これ誰の顔なんだろうね。私はカメオの人だと思ってる。- チャコペン
布に線を引いて、水で濡らせば消えるペン。やっぱり目印をつけてから布を切った方がキレイに仕上がるというもの。100円ショップで似たような名前の物が売っています。商標の関係とかややこしいんでしょうな。- 裁ちばさみ
布を切るためのはさみ。餅は餅屋。それ用のはさみで切った方が、キレイにできる。そろそろ、机の汚れを気にするコメントが聞こえてきそうだが、日当たりのせいである。うん。そうだ。そのとおりだ。- 糸切りばさみ
餅は餅屋。っていうか、小学校で売りつけられたものをそのまま使ってる。小学生のとき、勢いで全部〇して注文してしまったら、「いらんもんまで、買いやがって。」と祖母に文句を言われた。確かに、買いすぎたなと最近思う。ボビンケースはいらなかった。- 定規
以前、実家で風変わりな定規を見つけたので、ルンルン使っていたら、「それは定規じゃない、計算尺だ。」と言われました。皆さんも計算尺を定規として使ってはいけない。1メモリ1mmじゃないっぽい。
接着芯で、布を張るよー
1.穴より、ちょっと大きめに、接着芯を切ります
裏側から張るんだよー。切った接着芯を乗せて、大きさを見ているところ。
2.接着芯より、ちょい大きいくらいで、布を切ります。
表の柄と合うように、3色の布を切ってみました。私、こってるねー。
3.アイロンをかけます。
布の上からアイロンをかけます。
アイロンの温度ですが、ジャージによって大丈夫な温度が異なります。ニコニコジャージ、洗濯絵表示的には「アイロンNG」です。
ジャージの端っこの方で、低めの温度から、どこまで大丈夫か実験してから、実施することをオススメします。
接着芯側の理想条件は、接着芯のパッケージに書いてあります。
パッケージに書いてあるより低くても何とかなることも多いですが、なんともケースバイケースです。
しかし、布が耐えらんなくて焦げることもあるので、低温から試してみましょう。大事なジャージならなおさらですYO!
特に、実験しないでやったら、ほら、アイロン台に自転車部のオニャノコの髪が転写してしまいしたよー(言われたとおりにやらないタイプ。
表に返して様子を見る
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
当て布を色合わせした意味がないですYO!
穴の周りのケバケバを糸切りばさみで処理してからアイロンしたほうが良かったのかもしれません・・・。
なんにしろ、元に戻すのも大変なので、これで良いことにする。
人生、完璧だけを求めても、幸せにはならない。
手縫いでまとめる
接着芯の段階で成功していれば、あとは洗濯したときに布がはがれにくいように、穴の周りを細かく縫えば終了です。
しかーーーーーし、今回、穴が白くふさがってしまったので、実験的に別のやり方をためしてみましょう。
布というのは、糸と糸が織られた状態です。
ということで、手縫い糸を、縦横に縫っていけば、布のようになるのではないか。
考えていた時には完璧だと思ってたけど、こうやって図にすると、その時点破たんしているアイデアのような気がしなくもないが、やってみたのだ!
エジソンは100失敗してもくじけない、100通りのできない条件がわかったと考える。
そう、やってみたんだ!
実験後の写真を見るがよいっ!
ええとね。これがね、ピンクの部分を縫い終わったところ。
縦縫いが終わったら、そこをくぐるように横縫いしようと思ってたんです。思ってたよ。
しかし、もう、縫ったとたんにどこが縫い終わってんだかよくわからない。自分がどこ縫ってるか、布上の迷子部。
最後には、もうええわ。と、適当にぐちゃぐちゃ縫ってた。
結果がこの通り。
見た目の代わり映えが特にない。どういうことだ。
そして、黒も縫ってみた。
ドヤ。
むむー。
どう?
やらなくていい作業だったような・・・?
うーん。
何も変わらなかったような。
すまない。たぶん、ここまで読んでくれた人の8割が、「お。自分のジャージも直そう。」と思いながら読んでたよね。
うん。ゴメン。
穴をないことにはできなかった。
まとめ
それでは、今回の方法でできたことと、できなかったことをまとめます。
できたこと
- 穴はふさがった。これ以上穴は広がらないと思う。
できなかったこと
- 一度空いた穴は、なかったことにはできない
まあ、このくらいにふさがれば満足。という人もきっといるでしょう。私も、7割満足してる。
ほーら、遠目に見れば、わからない!薄目で見れば、わからない!
ワッホイ。ワッホイ。