洗濯ネットでマスクは手作りできるのか?【つくってみた】

HKmask(香港マスク)を洗濯ネットで作った

 当サイトの香港マスクの記事、自分史上最高のアクセス数となっております。みなさま、ありがとうございます。香港マスク(hkmask)、ほんとうに顔にフィットして、安心感が半端ないので、ぜひ、作ってみてください。

手作りマスクの決定版!「香港マスク」が素晴らしすぎるので、世界中に伝えたい【作り方も掲載】
香港マスクを手縫いで作ってみた!顔にフィットするやつできたよ

 さて、この香港マスク、綿100%の布で作ることが推奨されています。ところが、当サイトに訪れた方の、検索ワードをみると「洗濯ネットでマスクを作る」が上昇しております。目からウロコでした。洗濯ネットなら、手軽に涼しいマスクが作れるかもしれません。

 そんなわけで、洗濯ネットで香港マスクをつくってみたのですが、期待したほどではありませんでした。まずは、結果をお話しして、後半で作り方を説明します。

香港マスクの構造

 ちょっとここで香港マスクのお話をさせてください。ちょっと特殊なマスクなので説明が必要なんです。

 hkmask(香港マスク)は、香港の化学博士のチームが、コロナ禍でのマスク不足を受けて考案したものです。“簡単に手作りできて、高性能”、同チームの調査では、医療の最前線で使うN95マスクの70%に近い性能があるという結果が出ています(キッチンペーパーを二枚使った場合)。そして、型紙、作り方、すべて無償で公開されています。

 キッチンペーパーやティッシュペーパーをはさんで使います。ペーパーがフィルターの役割を担います。布は、このフィルターをきっちり抑えるという仕事をします。隙間から空気がもれないようにしてあるんです。

hkmask にフィルターを入れるところ
キッチンペーパーやティッシュペーパーを入れて使う

 通常の布マスクは、布がフィルターの仕事をします。洗濯ネットはどう見ても、布よりもスカスカ、フィルター機能は期待できません。しかし、香港マスクは布以外にフィルターがあるので、いけるんじゃないか(しらんけど)……そう考えたのです。

やっぱり、熱かった

 八月を目前にして、今、求められるマスクとは「熱くない」「息苦しくない」の2点でしょう。洗濯ネットでつくったら、この2点が改善されると期待しました。しかーし、世の中甘くない。やっぱり、熱くなりました。でも、布でつくった香港マスクよりは涼しいです。ここで、なぜ、涼しくなったのかを冷静に考えてみましょう。

 そもそもです。マスクをしているときは、していないときよりも、どうして熱いと感じるのでしょう?

 自分の息が熱いからじゃないですかね。

 自分の生暖かい息が、マスクと顔の間にとどまって、そのせいで熱く感じていると思われます。洗濯ネットでつくったほうが、たしかに、ちょっと涼しかったのですが、それはなぜか。

 布がゴワゴワしてるぶん、フィットしてない。

 香港マスクは、顔にピタッとフィットするんですけど、洗濯ネットだと布が硬いので、隙間だらけになります。なので、隙間から、息が抜けます。ゆえに熱くない。みたいな印象なんです。か、かなしい。安心感がうれしくて使っている香港マスクなのに、安心感がなくなってしまいました……。

【熱くないランキング】
1位 不織布マスク
2位 洗濯ネットでつくった香港マスク
3位 布でつくった香港マスク

息苦しくはないけれど……

 洗濯ネットのマスクは、布の香港マスクに比べて息苦しくはなかったです。不織布マスクと比べても苦しくないです。それは、なぜか。

 隙間だらけだから!

 息苦しさと性能は、特殊な装置でもつけない限りトレードオフの関係です。フィルターの性能があがれば、息は苦しくなるし、性能がさがれば楽になります。医療用のN95マスクって相当に息苦しいらしいですよ。息苦しくなかったら、それ、おそらくフィルターになってないです。

 ですので、洗濯ネットを使うと息苦しさは減りますが、性能もさがっていることが予想されます。

【息苦しくないランキング】
1位 洗濯ネットでつくった香港マスク
2位 不織布マスク
3位 布でつくった香港マスク

作り方は、布と同じ

 そうは言っても、つくりたい方はいるかもしれませんので、作り方を説明します。

 ざっくり言って布と同じです(布での作り方)。アイロンとミシンが使える生地なら、だいがい同じようにつくれるでしょう。ちゃちゃっと、違うところだけ書いていきます。

 セリアで洗濯ネットを買ってきました。ふわふわメッシュのタイプと、薄いポリエステルのタイプ2種類です。ふわふわなほうは、マスクをつくるのに大きさがたりなかったので、以降、登場しません。こっちでつくったら、ふわふわそうでよさそうにも見えますけどね。

ふわふわタイプと薄地のタイプ
洗濯ネットを買ってきた

 縫い目に沿って解体します。アイロンは使って大丈夫でした。この辺はモノによって違うかもしれないので、様子を見ながらためしてください。買ったものはポリエステル100%でした。

洗濯ネットを切り開いたところ
洗濯ネットを解体!
香港マスクの表布をつくるところ
布を中表にして二枚重ねて型紙をとめる
香港マスクの表布と裏布
表布と裏布をとります

 ミシン糸はシャッペスパンの60番。ミシン針は11号と、普通地用を使いました。試し縫いをしたところ、普通の布と同じように扱えそうです。

試し縫いをするところ
ハギレで試し縫い
洗濯ネットをミシンで縫ったところ
普通に縫えました

 アイロンとミシンが使えれば、あとは同じ。洗濯ネットがマスクになりました。

洗濯ネットで香港マスク
洗濯ネットで香港マスク

 耳掛けひもは、痛くならないように長さ調整できるようにしています。この辺全部、「手作りマスクの決定版!「香港マスク」が素晴らしすぎるので、世界中に伝えたい【作り方も掲載】」の中に書いてありますので、参考にしてください!


 硬いんですよ。洗濯ネット。顔に当たるところがゴワゴワするので、敏感な方はチクチクしてくると思います。やっぱり、普通につくった香港マスクが、私はいちばん好きだなぁ。洋服も縫えるようになったので、マスクと洋服をおそろいできるようになりました。めっちゃ、かわいくて、それがいまのお気に入りです。

 ワッホイ、ワッホイ。