手作りマスクの決定版!「香港マスク」が素晴らしすぎるので、世界中に伝えたい【作り方も掲載】

2020年7月17日

香港マスク 一度つけたら普通のマスクには戻れないほど快適

 香港マスク(本名:hkmask)が快適すぎるーーー!!

 鍼灸の先生に情報をいただいて作りました。その後、1週間使ってみて、確信しました。これは、世界に広げるべき。広げなくてはならない。私には香港マスクを広げる使命がある!!!!それほどに素晴らしいマスクなのです。

 何が素晴らしいって、「作るの簡単」「性能が高い」「コストが安い」の三拍子がそろっていることです。新型コロナが流行する今、手作りマスクをしている人はたくさんいます。そういった人たちに、できれば、できれば、この性能の高いマスクを作って欲しいと思うのです。マスクを作る素材も品薄です。だからこそ、同じ材料を使うなら性能が高いものを作って欲しい。そう願います。

 香港マスクの元情報は英語と中国語(広東語?)。筆者は外国語に弱いので。 間違っているところもあるかもしれません。けれども、それでもなお、この情報を広げる必要があると感じました。間違っていることがあったとしても、そんなのはインターネットの集合知がなんとかしてくれる!そう思いで、この記事を書きます。

 この記事は「香港マスクって何?」「香港マスクのどこがすごい?」「香港マスクの使い方」「香港マスクの作り方」の順で説明します。

香港の化学博士が3週間で発案した

 新型コロナの影響を受け、香港でもマスクが不足。 香港にとある化学博士が3週間で簡単に作れる方法を考えたというのです。 詳しいことは下記の記事を読んでください。残念ながら、筆者には下記記事以上の情報がないので、記事の紹介に留めさせていただきます。胸が熱くなる話なので、ぜひ読んで。

香港マスクは、医療用マスクに近い性能を持つ

 香港マスクはどれくらいすごいのでしょう。化学博士が考えたとあって、縫製の先生が考えたものとは設計思想が違います。ティッシュペーパーやキッチンペーパーをフィルターとして使うことで、医療用で使うN95マスクの最大91.3%の性能になります。N95マスクというのは、結核患者を治療するとかそういうときに使うものです。このマスクの90%もの性能があれば、一般人が使うのには十分すぎるくらいと言えます。ティッシュペーパー2枚でも70%の性能が出ます。

 と、この話がどんだけ眉唾なのか、一般人の私にはわかりません。まあ、でも考えてみてください。みなさんは、医療用マスクの代わりに、これを使おうとしているわけじゃないですよね。万が一、この話が不正確だったとしても、他の布マスク以下ってことはないでしょう。だって、口と鼻を布で覆っていますもの。最低で、他の布マスクと同じ、もしかしたら、それよりいいかもしれないって話なのです。だから、どうせ作るなら、これにしたほうが……って、私は思うんです。

 マスクを開発した鄺士山化学博士のコメントです。

「日本では花粉症でマスクを毎年使用する方が多いでしょ。このマスクをぜひ作って使ってほしい」

香港の化学博士が発案、高機能DIYマスク「HK Mask」とは (BeyondHealth)

 そうなんです!

 花粉症の人にもオススメです!

 あと、メガネの人にもオススメです(けっこう曇らないっす。

 そして、ここがイチバンすごいこと。型紙は無料で公開されています。 赤ちゃん用から成人男性 用まで5種類。 ありがとう! 鄺士山化学博士!!

作ってみた→花粉入ってこないし、メガネも曇らない

 香港マスクを使ってみた筆者の感想です。マスクの四隅がピッタリと頬に当たります。ですので、息を吸ったときに隙間から空気が入り込んでいる感覚がありません。香港マスクをつけたあと、一般の使い捨てマスクをすると「ガバガバやな」って思います。だから、花粉も防げます。

頬の四隅が顔にピッタリフィット

 息を吸うときには、マスクのど真ん中(フィルターがあるところ)から空気が入ってきて、吐くときは両サイドから抜けていく感覚があります。鼻の両脇の隙間から空気が出入りする感覚がありません。なので、メガネが曇らないんです!

息を吸うときは真ん中から入ってくる
吐くときは、横から空気が抜ける

 と、書きましたが、写真を見てわかるとおり、筆者はメガネをしないので(視力1.5)、メガネが曇らないのか本当は知らないのですけど、家族がメガネの人で「おおおおお、曇らない」って言ってたので、曇りにくいんだと思います。そして、残念なことに筆者は花粉症なのかそうじゃないのかよくわからない慢性アレルギー的体質なので、本当に花粉症が防げているのか自信ないんですけど。いや、でも、たぶん、体感的には花粉症の人にいいと思う。だから、だれか、使ってみて!そして、感想教えて!

香港マスクの使い方だよー!

 香港マスクは、使い方が普通のマスクとは違います。正確に使って、性能をあげよう!

 ※ ここでは、元祖の香港マスクから筆者が少し変えた 香港マスク(ホイコバージョン) の使い方を説明します。

香港マスク

(1)フィルターを内側にはさむ

 マスクは布2枚を合わせた形になっています。この内側にフィルターを入れます。フィルターはキッチンペーパーやティッシュペーパーでOKです。キッチンペーパー2枚を90度ずらしていれるのが最強だそうです。ティッシュペーパーの方が、性能は落ちますが、息苦しくなりにくいです。

フィルターをはさむ

 ポイントは、フィルターがマスクからはみ出るようにすることです。

フィルターが外にはみ出るようにすべし

(2)下側のゴムを頭からかぶる

 下側のゴムをかぶります。

まず、ゴムを頭からかぶる

(3)マスクをして耳にかける

 普通にマスクをして耳にかけます。ホイコバージョンでは、耳にかけるところの長さを調整をできるようにしているので、結び目を持って紐をひいて調整します。

耳にかけますー

 マネキンちゃんの頭が小さすぎるので、長さ調整したあとの結び目がエライところまで来ていますが、普通の人間だとこうはなりません。

(4)長いゴムを上に引っ張る

 長い方のゴムを上に引っ張ると、首の後ろが固定されます。これでマスクの下端がピッタリと顔にフィットします。

上に引っ張って―

(5)上のゴムを後頭部に回して、長さを調整

 上に引っ張ったゴムを、頭の後ろに回します。ホイコバージョンでは長さ調整アダプターがあるので、頭にピッタリになるように調整します。元バージョンではゴムを結ぶようになっています。

上のゴムもしっかり止まるように、長さ調整

(6)鼻の周辺をフィットするように抑える

 鼻部分にはワイヤーが入っているので、抑えてフィットさせます。

鼻を押さえてフィットさせる
装着完了!

 本家も動画出してくれてます!

香港マスクの洗濯方法!

 「4時間連続で使った場合、もしくは濡れた場合」には取り替えてください。とありました。洗濯は石けんでOK。洗濯して乾かしたあとに、高温のアイロンで殺菌します

 筆者は洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗ってます。

香港マスクの作り方!

 ミシンがあれば簡単に作れます。布は綿100%を使ってください。シャツや枕カバーなんかでもいいよ!って香港の人が教えてくれました。

 そして、本家でも、作り方の動画を投稿してくれています。参考にどうぞ。

材料

  • 布(綿100%)
  • ワイヤー
  • 耳かけ用の紐(Tシャツヤーン、クッションヤーンなど)
  • 平ゴム(8ミリ)

 ホイコバージョンの場合の分量です。ワイヤーは元の型紙に書いてあるのと同じです。紐とゴムの長さは筆者(M)と筆者の主人(L)に合わせているので、各自使う人の大きさに合わせてください。

MサイズLサイズ
ワイヤー10センチ10センチ
耳かけ用の紐28センチ2本
5センチ2本
30センチ2本
5センチ2本
平ゴム86センチ1本90センチ1本

型紙をつかって、布を裁つ

 布を2枚重ね、型紙の大きさに切ります。型紙は実線のほうが表布用。破線が裏布用です。型紙には縫い代が含まれています。

表布、裏布を各2枚裁断してください
緑が表布、白が裏布です

 型紙に合わせて、表布にノッチを入れておいてください。上の方に1カ所です。

ノッチを入れておこう

センターを縫い合わせる

 縫い代1センチで、センターを縫い合わせます。

まち針面倒でクリップ止め。なんとかできてます
表布、裏布、両方縫った

 ※縫ったところが見やすい色の糸を使っています。

上端を縫う(表布にはワイヤーを入れる)

 上端を1センチ折り込み、端を縫います。「縫い代、これでええの?」って筆者も思いましたが、内側になるので、意外に大丈夫です。

 表布は、縫う前にワイヤーを中央に入れておきます。後から入れるのは大変です(経験談)。

表にはワイヤーを先に入れておこう
縫いました あと、センターの縫い代に切り込み入れると開きやすいです

 ちなみにワイヤーなんですけど、捨てる予定だった使い捨てマスクのワイヤーが最強に使いやすいです。使い終わったマスクのワイヤーくれる人募集したいくらい。テクノロートを使ってもいい感じです。

使い捨てマスクのワイヤーは使いやすい。さすが
テクノロートもワイヤーとして使える(ってユザワヤの店頭に書いてあった

(2020年7月17日 追記)

 手芸店で、マスク用ワイヤーを入手できるようになりました。断然縫いやすく、断然使いやすいので、入手できるなら専用品がオススメです。

マスク用ワイヤー(右上) 楽天で買いました

下端を縫う

 下端も、縫い代1センチで縫います。

下端を縫ったところ

紐をつけながらサイドを縫う

 表布のサイドを1センチで折り返します。

サイドを折り返す

 ここでホイコバージョンです。マスクの耳かけ用のゴムって入手しづらいじゃないですか。なので、ダイソーのクッションヤーンや、Tシャツヤーンを使う方法を解説します。それもなければ、いらないTシャツを細く切ればそれで大丈夫です。

本日は、こちらをつかいます
Tシャツヤーンでもいける

 Lサイズの場合30センチ2本、5センチ2本用意します。Mサイズなら28センチ2本、5センチ2本。ですが、これ筆者のサイズなので、まずは長めで作ってみて、自分に合わせて調整してください。

紐を切る。長さは自分に合わせて

 表布の、上側に長い方を、下側に短い方を丸めて縫い付けます。返し縫い3回くらいしてます。

 普通にゴム紐を持っている方は、こんな感じで縫い付けてください。

紐があれば、こんな感じで

(2020年7月17日 追記)

 手芸店で、マスク用ヒモを入手できるようになりました。どう考えても、こちらのほうが使いやすいです。しかし、不織布マスクと同じようにとめたら、耳が痛くなってしまったので、やはり長さ調整できるようにつくっています。

マスク用ヒモ(左下) ユザワヤはもっと少ない単位で売ってました

 短い方は、綾織りテープでもいい感じです。もうちょっと細い幅のモノがあるといいんだけど……。

綾テープ セリアで買いました
こんな感じで縫い止めます

表布と裏布を縫い合わせる

 中表にして、表布と裏布を縫い合わせます。縫い合わせるのは両サイドです。縫い合わせたら縫い代を切り落とします。

縫い合わせたところ
縫い代を切り落とす

表に返して、両サイドを縫う

 表に返して、両サイド1センチのところを縫います。

表から、サイド1センチのところを縫う

下側中央を2センチくらい縫う

 マスクした側、中央の2センチくらいを縫います。

中央部分を2センチくらい縫う

ノッチ部分を縫う

 表布のノッチをつけたところを縫います。ワイヤーの両端を抑える感じになります。

ノッチをつけたところを縫う

ゴムを通す

 平ゴムを通します。

ゴムを通します

パーツを取り付ける

 ホイコバージョンでは、安全パーツを取り付けました。なければ、平ゴムを長めにしておいて、頭の後ろで結べば使えます。

耳かけ用の紐を結ぶ

 結び目を持てば、長さが調整できる結び方で結びます。

短いところに長い紐を通して、円を作る
端じゃない方の紐を、重なったところの下に置く
紐の端を後ろに回す
わっかに通す(ぶれててゴメン)
こうなったら成功

 これで、マスクの完成です!

できたー!

 ちなみに筆者、裁縫の専門家でもありません。詳しい人が見たらイマイチなところもあるかもしれません。ですので、もっといいアイディアあったら教えてください。 インターネットの集合知に期待しております!


 布は安いものでできますし、いざとなったら、捨てようと思っていた服とかいろんなもので作れると思います。使うと感動しますし、きっと、手放せなくなるので、試してみてください。このマスクを開発してくれた博士と開発チームのみなさんには深く感謝いたします。

 いろんな布で作ってみると、本当にオシャレです。自分用には花柄で、主人用には和柄で作りました。黒の和柄にしたら、まるで忍者。中2病魂がくすぐられている様子です。

花柄で華やかに 裏布にはWガーゼを使用
男前体操柄と和柄 中2病的マスク