新ビジネスを立ち上げるために、歌舞伎を見に行ってきた。

ある日、Amazonさんの日替わりセールで「ビジネスマンへの歌舞伎案内」が199円で売られていました。

「ビジネスに歌舞伎を役立てる」なんて章立てもある。これから新ビジネスを始める私には必須なのではと購入しました。
読んだところ、「歌舞伎をビジネスに役立てようと思うな。ただ、楽しめばいいんですよ。巡り巡って何かの役に立つかもしれないじゃん。「歌舞伎を楽しむ」なんて本を出しても買ってくれないでしょ。だから、このタイトルにしたんですよ。」という釣りでした。
タイトルは釣りではありましたが、この著者の歌舞伎に対する情熱は本物。本当に歌舞伎が大好きで大好きで大好きなんだとひしひしと伝わってきました。
本には、見に行くにはどうしたらいいか、何を知っていればいいか、など、初心者のハードルを下げてくれる情報が満載。
なわけで、読んでたら、行きたくなったわけ。結局、私もビジネスに役立てるわけでもなく、タイトルは釣りですが、「歌舞伎に行ってみたら、めっちゃ楽しかった!」ということを、熱く、情熱的に語りましょう!

東銀座駅には開演1時間前には来よう。

歌舞伎座

開演前にやることは、これ。本のおかげで完璧にこなせた。

  • チケット引き替え
  • お弁当購入
  • イヤホンガイドを借りる
  • 筋書購入

まあ、詳しいことは本を読んでいただきたい。

歌舞伎は複数の会場で興業されていますが、やっぱり歌舞伎座に入ってみたい!ということで、今回、歌舞伎座のチケットを取りました。一番安い席で4000円です。意外にお手軽。安い席でも花道が見えにくい意外は特に不満はないです。この席で十分歌舞伎を楽しめます。
東銀座駅を降りると木挽町広場という地下街が広がっています。歌舞伎っぽいお土産のようなものが売られています。ここに来ただけで、歌舞伎の雰囲気があって、気分が上がってきます。ついつい、かんざし買っちゃいました。
かんざし千円
木挽町広場の片隅に発券機があります。事前に松竹のサイトでチケットを購入しておくと、この機械にクレジットカードを通すだけで、チケットが出てきます。本当にチケットが取れているとウキウキしてきます。
発券機
地上に出て、歌舞伎座の建物を眺めます。イヤホンガイドもここでレンタルしていたので借りておきました。このイヤホンガイド、本当にあって良かった。これ借りてなかったら、多分、演者が何してるかチンプンカンプンだったに違いない。
イヤホンガイド
開場したら中で筋書購入。筋書はプログラムみたいなものです。オペラみたいに歌詞と対訳が全部載ってる物かと思ってたら、あらすじが書いてあるだけでした。あとは役者さんの情報とか、コラムとか。こういう物は、思い出用ですかね。イヤホンガイド以外に文字情報があったほうがあらすじも理解しやすいと思いますが、なくても大丈夫だったかなーと感じました。
筋書
そして、岡村製作所製の座席を楽しみます。確かにオフィスを思い出すシートの肌触り。これは岡村だ。やわらかすぎず、角度も深くなく、長時間座るのに良さそうな椅子です。サントリーホールなんてフカフカすぎて、肩凝るので、見習って欲しいわー。

勘定奉行がカッコイイ!

かっこいい!
本当にかっこよかった。海老蔵カッコイイ。
「勘定奉行におーまかーせあれー。」って何であんな変な格好して、あんな変な言い回しして、あんな変なポーズするんだ。と思っていました。
あれが、カッコイイのよ。マジ。信じられないでしょ。
でも、本当にあの言い回しと決めポーズ、衣装。その全てが、あの場所で見るとすこぶるカッコイイ。
フィギュアスケートの羽生くんが「千円返して」ポーズをする瞬間の1000倍カッコイイ。いや、羽生くんもかっこいいよ。カッコイイけど、その1000倍カッコイイんですって。
っていうか、勘定奉行って本当に歌舞伎っぽい物だったんだなと思った。

「中村屋」が実在する!

みなさん、ご存じでしょうか。グループ魂の中村屋
あれの途中、変な声で「な→か↑む↓ら→や↑」って、ふわっと入ってくる合いの手あるじゃないですか。30秒頃に出てくるヤツ。
実在するのねー。
私が見に行ったのは中村屋じゃないので、成田屋!とか音羽屋!の掛け声でしたが、「お→と↑わ↓や→」って合いの手がたまに聞こえてくるのだ。
それにしても、合いの手は気持ちいいですね。
海老蔵が決めポーズ決めるじゃん。「成田屋!」って声がかかる。
「TSUTAYAのー、隣のー、モツ鍋屋!!」
「中村屋!!!!」
の気持ちよさが、高尚な感じで楽しめます。
まあ、自分は言わないで聞くだけの方がいいですよ。あの合いの手入れる人たちも、ちゃんとした方々だそうです。

ストーリーぶっとび過ぎ

話しの前提が時代が違いすぎるせいで、ぶっ飛んでいる。確かにシェイクスピアだって、時代が違うなと感じるところはあるけれど、そういうレベルじゃなく、ぶっ飛んでいる。
今回見た「十六夜清心(いざよいせいしん)」。禁断の恋から、二人で川に身投げしようとするけど、女は魚釣りの網にひっかかり助かり、男は泳げるから死ななかった。って、どういう設定だ。死にたいけど泳げちゃうんだあああ。って、悩むなソコ。ここから先も、男がまた刀で切腹しようとするけど恐くて刺せないの。先っちょがお腹にあたっただけで、「痛っ」とか言って。どんな助かり方だ。火曜サスペンス劇場もびっくりですわ。
江戸時代の人の娯楽だったのかね。自分が江戸っ子になって「なんで、最後にガケで犯人が全部告白するんだよ。」ってツッコミながら見ている気分になりました。

ビジネスに役立てるには

というわけで、ただ、普通に楽しかった。本当に楽しかった。で、ビジネスですか。ビジネスねえー。
実はですね、先日リサイクルショップで買った帯でお財布作ったんですよ。
帯財布
これを持って歌舞伎を見に行くと、着物を着ていなくても、通で粋な自分!って気分になれます。来月くらいから、販売開始予定。帯バッグも絶賛商品開発中。
帯バッグ
歌舞伎行くなら、帯グッズ。
ワッホイ。ワッホイ。

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