そうだ、ヤフオクで電子辞書を買おう【ピンクガジェット部】

電子辞書

 高橋ホイコです。ライターやっています。
 ライターにとって辞書は必需品。電子辞書が欲しくなりました。電子辞書は新品で買うと3万円前後です。言葉なんて数年程度で激変するわけでもないし中古でよくね?とふと思いました。高校生や大学生は卒業と同時に「イラネ」と売りに出すことも考えられます。中古市場には電子辞書がいっぱい出回っているはず…。なわけで、ヤフオクで電子辞書を買いました。

なぜ、電子辞書なのか

 「辞書」を買いたいと思ったとき、「紙版」「スマホアプリ」「電子辞書」の3択で悩むことになるでしょう。電子辞書のメリットはどこにあるのでしょうか。

「電子」のメリットは“複数辞書検索”

 「スマホアプリ」や「電子辞書」は“複数辞書検索”ができます。複数の辞書を持っていた場合、一つの単語を同時に複数の辞書で調べることができるんです。

 例えば、電子辞書で「ブログ」を検索します。すると、広辞苑の解説、明鏡国語辞典の解説が一覧表示されます。紙だと別々に調べないといけないですよね。私は電子のメリットはここにこそあると思っています。

電子辞書での串刺し検索

スマホアプリは、アプリが別で…

 スマホアプリの岩波国語辞典を使っていました。単独では使いやすいアプリでした。ところが、ちょいと角川類語辞典も欲しいなと思ったのです。

 アプリが別!

 アプリが別になると「複数辞書検索」はできません。

 岩波国語辞典は「LogoVista電子辞典」アプリ上で使うのですが、LogoVistaに登録できる辞書が限られています。国語辞典で追加できるのは「漢字源」「学研四字熟語辞典」「学研ことわざ辞典」「学研カタカナ辞典」「明鏡国語辞典」「新漢語林」「新明解国語辞典」「大修館 古語辞典」「旺文社国語辞典」「広辞苑」です。私の欲しいものがありませんでした。

辞書追加画面
思ったより追加できる辞書が少ない

 スマホアプリでは辞書ごとにお金がかかります。岩波が3400円でした。広辞苑を足すならさらに9800円がかかります。紙の辞書の値段から考えれば適正ではありますが、ヤフオクで中古の電子辞書9000円で買えるしと知ってしまうと、「中古でええじゃないか。」という気分になります。

ヤフオクで8250円で買った!

 8250円(送料別)でカシオのEX-word XD-N8500を落札しました。2013年のモデルです。もっと古い機種であればさらに安く出品されています。使い勝手は不明ですが3000円代の機種もあります。個人的に2010年の常用漢字改定後のものが欲しかったのと、ピンクが良かったのでこの機種にしました。“ビビットピンク”ですよ。

 古いガジェットなのでバッテリーを心配していましたが、なんと電池式。これは有難いですね。電池の持ちはとても良く、2週間ほど充電なしで使い続けています。

電池を入れるところ

電子辞書って機能豊富です

 電子辞書は本当にコンテンツが豊富。英会話の教材だったり、経済学の本だったり、青空文庫的なものなど色々はいっています。

 が、使っていません。

 機能も豊富で、辞書にメモできたり、カレンダーがついてたり、単語帳を作ったり、いろいろできます。説明書読み込まないとなんの機能があるのか把握できないレベルです。

 が、使っていません。

 結局、辞書で調べごとをすることだけに使っています。画面を開くだけで起動するので調べやすいです。なにより、スマホの辞書で調べようとすると、スマホを手にして、通知が目に入ってきて、思わずTwitter開いちゃって、何やら書き込みして、スマホを机の上にもどして、、、、「あああああ辞書開こうとしてたんだ!」ってことがたびたび起きます。専用ガジェットのメリットは気が散らないことでしょうね。

 最後に、クラシック音楽が2000曲も収録されていることをご紹介します。作曲別に見るとオーケストラ演奏歴25年の私でも聞いたことがない作曲家が並んでいます。

作曲家一覧
ソル、フェルナンドって誰よ

 これ、全部聞けたらすごいわーーーーーーー。電子辞書すごいわーーーーーー。と思ったら、全曲1分程度のさわりだけがはいっていました。それでも、これ、すごいと思う。今度9月にウェーベルンの「夏風の中で」って曲やるんですけど、調べるじゃないですか、えええええええ、入ってないよおおおおおおお。マニアックすぎたかああああああ。
 ワッホイ、ワッホイ