料理用の油を基礎化粧品として使ってみた話。

椿油アレルギーになりました

利島

利島は、椿の島。船で島に近づけば、お椀をひっくり返したような山が見える。そこに生えている木は八割方は椿なのではないだろうか。

というわけで、先日、利島に行って椿油を買いました。中世貴族が庶民からの献上品を使うくらいの気持ちで、使っていました。純粋な油で薬臭がしない、さらにサラダ油とは格が違う、日本の花の香りがひそむ。清少納言が「いと、おかし」などと言いながら白肌にしみこませるような。

椿油

だが、しかし。貴族気分はどこかへ。使い始めて2週間、やたらと体が重く、だるく、息が苦しく、目がかゆい、鼻は詰まる・・・。

まさか、椿油アレルギーではないでしょうな。

確証はないですが、椿油の使用は中止しようと思い立ったわけです。

椿油がなければ、、、どうしたらいい?!

砂漠

中止するのはいいけど、代わりに何を使うのか。それが、問題だ。

わかります?化粧品を何も塗らない恐怖。翌朝、カピカピになる私が脳裏に浮かぶ。半年雨が降らないステップ気候の大地。地が割れ、風が吹けば砂が飛ぶ。痛い、かゆい!そんな肌、1日でも嫌なんだああああ。

ということで、ドラッグストアに行くのですが、実は、売っている化粧品に良くあるにおいが苦手なのです。わざと添加した芳香剤のような、石油系の何かの原料のにおいなのか。あれ、気分が悪くなるのです。

そんな体質なので、椿油の前はソンバーユを使っていました。が、ソンバーユ、最近売ってないこと多くて、なかなか入手できない。椿油はやめたい、ドラッグストアに代わりはない、しかし、カピカピ砂漠の肌は嫌だ。どうしたら、どうしたらいいんだ。

そうだ。油だ。

思いついてしまった。そもそも、普段使っているのは馬の油とか、椿の油。油じゃないですか。油分を肌に塗っておけば、肌の水分蒸発が抑えられる。肌の乾燥を防ぐ理屈なんて、実はそれだけなのです。とりあえず、油を塗っておけばいいはずなのであーる。

救世主登場!台所のアレ。

家にあった小さなケース。

ケースを持ち、足音たてずに台所へ。

油がある場所と言えば、台所。

ありました。ありました。金色に輝くその液体。

オリーブオイル

ケースに注ぐ、オリーブオイル。

黄金をそそぐ

塗れた手に、ほんの少しのオリーブオイルを広げ。

ほんの一滴

手のひらを使って、ポンポンと肌にしみこませる。

トマトになった気分のトマト

香りはオリーブオイルそのもの。サラダボウルに盛られたレタスとかトマトとか、オリーブオイルをかけられたとき、こんな気分なんだろうな。しかし、肌の感触はほかの化粧品と遜色ない。肌が守られている感触は問題ない。ただ、香りだけは、オリーブオイルそのもの。ただ、この問題も「食べ物を顔に塗るとかあり得ない。」という固定観念さえ取り払えば、なんでもないのです。この化粧品を否定する材料は自分の心だけです。

そもそも、化粧品は食べられないけど、オリーブオイルは食べられる。食べられる物のほうが、体にいいはずです。

ドイツの商品テスト財団によれば、鉱物油由来の化粧品はMOAH(なんだかよくわからないけど、発ガン性とかのなんか)が含まれるとか。リップ周りなどは、食用油のほうが、とりあえず安心ということになります。

さらに、石油系由来の鉱物油に比べて、食用油は酸化しやすい特徴があります。なので、化粧品用の油って、酸化防止剤入っていることもあるんですね。これが、普段調理に使っているところから、少し小分けに取り出して使うと鮮度が保てます。つまり、酸化防止剤も不要になるのです。そして、食用油は家族が買っているので、実質無料!!!

これで十分みたい。

1カ月間使ってみました。これが、とにかく、調子がいい。ソンバーユ時代よりも、肌がもちもちしてきて、みずみずしくなってきました。特に目立ったカピカピもなし。チークの発色も良くなってきました。

たまに、乾燥している感じがするときは、逆に油を少なめにして、肌本来の力を引き出してみたり、目尻とか乾燥しやすい箇所には多めに塗ったりと、肌の様子を見ながら調整しています。

とにかくコスパがいい。何より安いし、体にいいし、性能に問題なし。自分自身の「それ、あり得ない」という気持ちさえ乗り越えれば、これほどいい物はないのです。中学生女子が、お金なくて100円ショップの化粧水使い始めるくらいなら、この方法をオススメしたい。

ケースをデコろう♪

100円ショップで買ったケースそのままでも良いのですが、中身も安っぽい、ケースも安っぽい。だと、やっぱり、モテないというか、心が干物女子になってしまいそうな気がします。

「干物女子」ではなく、「プルプル刺身女子」になるためには、あえて、好きでやってるの!という自分ポリシーを何かの形で表現する必要があります。

そのためには、100円ショップのケースでも自分なりにデコるといいと思います!

ちなみに、私が使用しているケースは、オーボエの水入れ。オーボエ奏者は、リードを水に浸けておく必要があるので、小さいケースを持ち歩いています。古くはフィルムケースが重宝されていましたが、今はかわいいケースも売っているらしい。私は、「イズミクリエイション」のオーナーさんにいただいちゃいました。このショップは、好きな譜面を入れられるのがウリだそうで、ベートーベン交響曲3番のトリオのホルンソロの譜面入れてもらいました。毎朝、譜面が見えて「音、高いな。。。」と思う。いや、そうじゃなくて、好きな音楽が心に響いて、気分ウキウキ。

中身は安く、外装は自分らしく。これぞ「アジの舟盛り女子」ですぞ!

スワロフスキー取れたけどケース

※元はもっとかわいかったのよ。カバン入れてたら、スワロフスキー取れちゃった。

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