自宅穫りザクロでシロップを作る

自宅の庭というか、庭のような物からザクロが収穫できました。折角なので食べてみました。

ザクロシロップ

庭のような物

庭のような物に生息している我が家のザクロです。庭のようなものとは何かというと。

庭の地図

庭とも呼べないスペースに、食べられるかもしれない植物が植えてあるわけです。なんともケチくさい。

子供の頃から生えていた木ですが、ここ数年急に実り始めまして。折角なので食べてみることにしました。

ザクロを収穫しちゃう

ザクロといえば、小学校の校庭に生えていて、ひっそりと友人と拾って食べてました。別の友達に見つかり「きたなああああい」とえんがちょされましたね、そういえば。それ以来、ザクロというのは食べたことがありません。都会の子供は、その辺に生えている草木は汚いもの扱いなんですね。今思うと、特に汚くない気がします。

こちらが、収穫したザクロです。

ザクロ

実を取り出す

ザクロを半分に切って、上からたたくと、あら不思議。実がポロポロ落ちてきます。しかも、品質がいい実から落ちてくる気がします。生命の神秘。こうやって、種が出やすくなっているんですね。

たたく

中は、だいぶ腐っているところがあって、腐っているところをよけつつ、綺麗な実を取り出しました。やっぱり、汚いのかなー。えんがちょ。

砂糖につける

ザクロの重量の40%の砂糖をまぶして1晩置きました。今回はテンサイ糖を使っています。夜が明けると、こんなにも水が出ています!しかも、ルビーのように綺麗。やっぱりえんがちょ必要ないと思います!

汁が出たざくろ

煮る

5分~10分程度。アクをとりながら煮ました。さらっとしたシロップができあがります。

煮ザクロ

ザルでこす。種はガーゼでこす

煮たシロップをザルでこします。すると、種が残ります。これをサラシでこしたかったのですが、近所ではなかなかサラシが売っていなくて。ガーゼ風ふきんをほどいてなんとかしました。

しぼるとこ

一生懸命こしてみたけど、種側から出るシロップはこれだけ。しかも、ザルでこしたときに種じゃなかった方のが美味しい。もったいなく見えるけど、種はそのまま捨ててしまっても良いのかもしれない。

こしても少ししかない。

こした後、もう1回シロップを火にかけて沸騰をさせました。

滅菌瓶につめる!

瓶を煮沸消毒します。消毒した瓶にシロップを入れて、蓋を軽く締めて5分蒸す。取り出して、ぎゅっと蓋をしめる。さらに、瓶を逆さにおいて30分置く。徹底的に真空パックしました♪徹底的にえんがちょー。

逆さ瓶

が、このあと、すぐに瓶のふたを開けたので、意味ないね。と気づいたのでありました。

ヨーグルトにかける

うまい。

ヨーグルトにかけた

アセロラに近い味がします。普段、大事に大事にプロが手をかけ、手をかけ育てた果物を食べていると、野生の味が新鮮に感じます。たぶん、いろんな果物、本当はあんなに甘くないんだと思います。とにかく、酸っぱいのですが、この酸味が心地よく、体が求めていたもののように感じます。汚いとえんがちょせず、野生の食べ物もたまにはいかがでしょう。ツツジの蜜なめてた時も、えんがちょされかけたなー。そういえば。