クラシック音楽を楽しもう

horn

クラシック音楽は難しい。そう感じている人もいるのではないでしょうか。どんなことでも、慣れてなければ難しい。山菜が苦い、走るのが辛い、冬が寒い。苦手なこともコツを知れば、楽しめるようになるものです。中学生からホルンを初めて四半世紀。そんな筆者が考えるクラシック音楽の楽しい聴き方をお伝えしましょう。

音楽が持つ色を想像する

小笠原

音楽には、色や匂い風景や感情があります。逆に言うなら、そのようなものを音で描いているものです。

TUBEの音楽を聞いたとき、その歌詞がなくても、青空と海とそこで爽快に走り抜ける若者の姿が見えるでしょう。海岸の匂いも思い出すかもしれません。海が大好きな人なら、音楽とともにこの場所を疑似体験して、心地よい気分になれるでしょう。

石川さゆりの「天城越え」。この曲も歌詞がなくても、天城の少し鬱蒼とした、しかし力強い風景、不倫でやられてる女性の感情を感じ取ることができると思います。これが、音楽が持つ「色」だと思うのです。

クラシック音楽、特に現代に近づけば近づくほど、メロディーはわかりにくくなります。メロディーを追いかける聴き方をしていると、難しく感じてしまいます。そうではなく、ただぼぉーっと、聞こえてくる音から「色」を想像してみてください。きっと、今までとは違う聞こえ方をしてくると思います。

風景の音楽・シベリウス

北欧のいきもののような

シベリウスは、故郷フィンランドの風景を描いた作曲家として有名です。オーケストラ関係者がこのブログ見つけちゃったりしたら、「ベタなこと書いてんなー。」ってくらいの話です。

実は、私はムーミンがフィンランドなのかノルウェーなのか、ヘルシンキがどこなのか、くらいに、北欧の知識が微妙です。それでも、シベリウスの音楽を聴きながら、、北欧の暗い夜、冷たく重い空気、清らかな川、そこで踊るにょろにょろを想像します。それだけでシベリウスが生きていた時代のフィンランドへ旅行ができます。いつか、この想像がどれだけ合ってるか、確かめに行ってみたいものです。

ちなみに、試しに聞くなら、、、2015年12月26日に錦糸町トリフォニーホールで、シベリウスプログラムの演奏会がありまして・・・げふげふ。興味ある方は、お問い合わせください。演奏する曲の「タピオラ」は私の勝手な解釈では荒れ狂うにょろにょろですね。

心臓が止まる・マーラー交響曲6番

オルガン

マーラーの作品は、だいたい、重くて暗くて激しいです。そして、長いです。

この6番は、最終楽章「ハンマー」が出てきます。ハンマーといっても、ゴールデンハンマーみたいな平和なものではありません。どちらかというと、モンハンのハンマーくらい殺傷能力があるものです。このハンマーを床にどーんと叩きつけるんです。まあ、凄い音がします。

この曲の演奏を聞きに行ったとき、プログラムにマーラーは心臓を煩っていたと書いてありました。その話を脳の片隅に置いて聞きました。全般に重く苦しい曲です。終楽章、突然、ふっと曲が明るくなります。勝利が見えるのです。心臓の病に勝った、俺。治った。もう、これからの人生なんでもできる!手を伸ばせば、そこに勝利がー

ズドン

ハンマーが振り下ろされます。音楽は同時に絶望に引きずり落とされます。ハンマーの音が自分の体の心臓の不整脈の発作のように感じ取れます。

ということで、そんな聴き方してると、本当に自分の心臓止まるかと思う。あたしみたいに想像力豊かだと、疲れんだよね。こういう曲。体力余ってる時じゃないと聞けない。

キラキラ光る・ホルスト「惑星」の金星

大島

先日、利島に行きました。船でなかなか眠れなくて、大島到着の際に船のデッキにでていました。確か、朝の5時か6時だったと思います。

空には明けの明星。

初めて見たのです。明けの明星なんて。都会っ子なので、見ることないのです。薄暗い空にキラキラ光るんですね。どんな星よりも輝いている。ふと、そこに目が止まる存在。アイドルで言えばセンターとれる人材です。

ホルストの惑星という組曲は太陽系の惑星それぞれの曲で成り立っています。火星と木星は比較的有名なので、知っている人も多いでしょう。ここで取り上げるのは金星。

静かで穏やかな空間に、それほど大きくないけど、キラっと輝く星です。ホルストの曲はそんな金星にも旅行に行けるような気分になれます。

明けの明星は、日の出とともに薄くなり、日の出の綺麗さに気を取られていたら、気づいてたらいなくなっていました。ホルストの金星の曲の終わりも、そんな出しゃばりすぎないアイドルの美しさを感じさせます。

ちなみに、、、、2015年12月6日に相模大野で・・・げふげふ。興味ある方は、お問い合わせください。つまりね、私、金星のソロ吹くんだなというだけのお話でした。

ちなみに、

冒頭で書きました「冬が寒い」を楽しむ方法。うん。なんだろうね。それ。

スポンサーリンク