結婚指輪を手作りしてきました とある結婚5年目の夫婦の話

手作りした結婚指輪

 高橋ホイコです。月日が経つのは早く、結婚して5年目に突入しました。
 もう、新婚とは認めてもらえない歳月を共にした我々。しかし、まだまだ、気分は新婚なんです。だって、新婚3大行事の「結婚式」「新婚旅行」「結婚指輪」のうち、まだ結婚指輪が終わっていませんから!そこで、鎌倉にある自分でトンテンカンと指輪が作れる工房に行ってきましたので、今日はその話しを。
 と、その前に、どうしてこんなに結婚指輪を作るのが遅くなったのか、どうしても語りたいんです。これ私の持ちネタの中ではかなり上位のすべらない話し。だから、お願い、書かせてください。
 とっとと指輪を手作りした話しを読みたいという方は「鎌倉彫金工房で指輪を手作りする」へジャンプするといいと思うよ!

チタンの指輪が欲しかった主人

 主人とは自転車趣味の関係で知り合いました。何故か、自転車乗りというのはチタンという金属に特別な思い入れがあり、チタンの指輪がいいと言うのです。私のチタンのイメージと言ったら、窒化チタンメッキされた安物金時計と環八の大気汚染をなんとかしてくれる触媒の二酸化チタン。そもそも修論がイリジウムと窒化チタンだったので、まるで色っぽいイメージがない。
 おうじたまがひざまずき、指輪のケースを手渡してくれる。それパカっと開ける。キラキラしたプラチナとダイヤを想像してケース開ける私。涙をうるませて「ありがとう」と答えるべき立場の私。パカっと開けたら、チタンの輪っか。思わず「ボルトじゃねーか。」と言ってしまう。そんな夢を見そうです。

 ところが、自転車乗りカップルはそこそこの頻度でチタンの指輪を選んでいます。たぶん、私より断然自転車を愛しているのだよ。自転車好きなら、チタンも好きなのよ。あたしの自転車への愛が足りないのよ。だって疲れるじゃない。しかし、結婚したら、何か妥協しなければ物事は決まらない。まあ、チタンで妥協してやるかと思いかけたわけです。
 ところがどっこい、一般的に結婚指輪と言えば、金、銀、プラチナです。チタンは珍しいので、買おうと思っても、そこらのジュエリーショップでは売ってない。主人が知人にどこで買ったか聞いたところ「ネット通販」。チタンの指輪ってとこまでは譲れても、ネットで「ポチッ」ってのは気に入らない。
 そんなこんなで、妥協に妥協して、二人で通販サイト見て、結婚指輪を決めるところまでは進んだんです、一応。しかしですね、私もそんなに気が進んでいません。主人は「僕、何号?」とか言ってる。結局、購入画面に進まないまま、放置となりました。これが入籍直後の秋くらいの話。

突如、Amazonからゲージが届く

 そして、入籍翌年の5月に結婚式(というか、ブライダルトレイン)イベントを開催しました。このイベントの一週間前、突如、Amazonさんから主人宛にゲージが届きました。
指輪ゲージ

 ゲージ買ってどーするー!!!

 総ツッコミしてやってください。お店に行けばあるやつです。普通の家庭にはありません。主人曰く、思ったより安かったそうです。

 結婚式に間に合うように指輪を買おうとしてるのかしら?と当初好意的に感じたのですが、指のサイズを測って満足して、そのまましまい込まれました。

 この話しをすれば、私の友人たちには「それが結婚指輪なんじゃない?」とか言われる始末。ああ、これだけあらゆる大きさの指輪がそろってたら、太っても安心だね。

って、違うわーーーーーー!

結婚指輪は給料の3カ月分じゃないよ

 あれから3年。ただ、ただ、段ボールの底に沈むゲージはネタとしての存在意義しかなく、時が過ぎていきました。この話しで大爆笑を3回以上はかっさらったので、元は取れていると思う。
 そうそう、ダラダラ決まらなかった理由に、主人が「給料の3カ月分」の費用がかかると思っていた節があるのです。このブログに、指輪なんて人生で一度も買ったことないけど、彼女に要求されているという悩める男子が辿りついているのであれば、伝えておこう。安心したまえ。結婚指輪はそんなに高くない。バブルの時の宝石会社のCMキャッチコピーなど気にすることないし、そもそも婚約指輪の話なのである。

 で、たまに結婚指輪の話をするものの、私もどうでも良くなってきて「ここまで来たら、普通の指輪じゃおもしろくない。」なんて言ってネタを広げようと画策し始めてみたりして、さらにダラダラと時が過ぎていきました。

 そして、昨年、今年と私の周囲に結婚話が多かったのです。例えば、仲の良い後輩が急にご飯がしたいと言いだし、行ってみたら「じゃあああああん」って指輪を自慢してくるんですよ。「結婚しまーす!」みたいな。で、「あれ、先輩してないの?」とか言いやがって。その場で主人に「指輪自慢された。」ってメールしちゃいましたよね。そんなことがあるたび、プレッシャーをかけ続けていきました。

ヴィレッジヴァンガードに行く

 プレッシャーをかけられた主人。ついに、指輪を買うことを決意したのです。

 「いい店があるから、週末に行こう。」

 やばい。めっちゃカッコイイ。

 場所は自由が丘だって。オシャレー。

 ヴィレッジヴァンガード ってお店だってー。

 ヴィレッジヴァンガードを知ってる人なら、この時点で爆笑だと思うんですが、まあ、私は知らなかった。自由が丘のおしゃれなデザイナーズジュエリーショップ想像してた。塩専門店とオリーブオイル専門店の間にありそうな店想像してた。
 ところが、ところが、行ってみたらさ、違うんだよ。入り口のPOPからして嫌な予感しかしない。世界はヴィレッジヴァンガードで出来てるわけないだろっ。
ヴィレッジヴァンガードの入口

 ぼのぼのとかピカチュウのグッズとか、バッグとか謎の雑貨とか、雑貨とかを売っているお店でした。指輪どこですか、いい指輪が売ってないとかじゃなくて、指輪が売ってないじゃないですか。売ってたとしてもドクロの指輪ですよ。結婚指輪がロックなドクロとか面白いけど、面白すぎてやばいでしょ。
ぼのぼのグッズ

つまり、ドンキホーテさながらのごちゃごちゃした雑貨店じょねーか!友人の結婚祝い用に「霜降り肉に見えるタオル」を買っちゃっいましたよ! あまりに興奮して「じょ」と「じゃ」を打ち間違ってちゃったじゃん!
霜降り肉タオルを喜ぶ友人

 「だって、変わったのがいいって言ったじゃん。」というのが主人の主張。「そんなに高くない」&「変わったのがいい」は言いましたけど、言いましたけど、そう解釈されますか。

自由が丘のジュエリーショップを見学する

 批判していても話は進まないのです。自由が丘というそばに塩をかけて食べるくらいにオシャレな街に来ましたので、近くのジュエリーショップをggrって見学に行くことにしました。
 こんな我々の見学を受け入れてくれたのは「ケイウノ」というお店でした。
ケイウノHP
 そのジュエリーショップは、西洋のおとぎ話のような建物で、その場に立ち入るだけでメルヘンな夢の気分。自分はシンデレラなんじゃと勘違いできるようなお店です。ディズニーの指輪があるのが売りらしく、プーさんが蜂蜜持ってる指輪とか、ミッキーにしか見えないマークがついている指輪がありました。お店の人に「ディズニーが好きなんですか?」なんて聞かれちゃって、ごめんなさい。興味ないです。本当にごめん。

 そして、このショップには「指輪を手作りできる」というコースもあったのです。工業系男子の主人は工房をのぞきこみ「手作りできるんだー。」と目を輝かせます。ほんと、物理的に輝いていたと思う。
 結婚指輪を試しに指にはめてみる。ああ、なんて幸せな気分なんだろう。やっと、結婚指輪って、こういうものなんだなというが具体的に見えてきました。主人もチタンにはこだわらないと言い始めました。お店に行くって本当に大事。そして、この日から、こんな指輪がいいなーなど会話が弾むようになってきたのです。執筆の4カ月前、5月の話です。

銀座のブルガリへ行く

 もう、主人の中では「手作り」が決定していましたが、私には、まだ、やり残したことがあるのです。指輪買うなら、ウザいぐらいにあちこちのお店に行って「えー、これがいいかなー、でもなー」「えー、やっぱ、こっちかなー」っていうのをやりたいのです。特に、銀座のブルガリとかティファニーとかカルティエに立ち入りたいのです。
 普通の人が普通に入ってはいけないように見えるあの空間、ルパンが狙う秘宝がありそうな銀座の宝石店。それが「ブライダルです♪」っていうだけで、フリーパスな訳ですよ。行きたいじゃないですか。庶民が唯一、貴族の店に入れる瞬間なんですよ。

 今日は、特別に、銀座のジュエリーの中でも、本気ですごかったブルガリの話しをしましょう。
 自動ドアの佇まいからして、庶民を寄せ付けないその空気感。すごすぎた。
銀座のブルガリ
 自動ドアが開けば、店員様がすぐに出てきて「ご用件は?」と。ふらふらと中には入れてくれません。
 「ブライダルです」と答えてみたけれど、緊張で顔はひきつってたかもしれない。ここの空気吸っただけで3万円みたいな空気が流れてる。そんなわけないけど。そんな我々庶民でも、笑顔で金ピカ(※)なエレベーターを案内してくれます。さあ、ブライダル用フロアにレッツゴー。
(※)私の記憶には金ピカが刻まれていますが、実際はそうではなかったかもしれません。しかし、金ピカといっていいオーラがありました。

 エレベーター前では別の担当の方がお出迎えしてくれます。JALのキャビンアテンダントを越える佇まい。年収5000兆円のお客様にしか会ったことない雰囲気をかもし出している、すてきな女性です。
 そして、ブライダルショーケースの前へ。

 「はめてみますか?」

 「い、い、いいいんですかああああああああ!?」

 ってなわけで、指にはめた。ブルガリの結婚指輪、18万円。これが、重い。すごく、重い。結婚ってこんなに重たかったっけ、っていうくらいに重い。こんな指輪してたら、浮気する気力など起きぬ。呪縛の指輪じゃ。重量感もさることながら、光りも違う。金の指輪なんですけど、金ってこんなに輝いてたっけ?っていいうほどに輝いてる。金の指輪一筋40年の職人が、5000兆番のやすりで磨き上げましたみたいに輝いている。
 ただ、ただ、ドキドキして、「あ、帰って検討します。」とそそくさに退場。すごいんだけど、すごいんだけど、ダメだ、庶民には居心地悪い。それでも店員様はとても優しい方で、カタログをくれました。ブルガリの紙袋つきで。この紙袋ですでに高いんじゃ。だって、メルカリで350円で売ってるよ。この紙袋は家宝にしたい。
ブルガリの紙袋
 というわけで、次のページから、鎌倉彫金工房での指輪つくりの話です!

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