金属アレルギーでも時計がしたい!100均で対策グッズを作る

時計シュシュ第2弾
 高橋ホイコです。夏だ!汗だ!アレルギー対策だ!
 時計していると、金属アレルギーが不安な季節になりました。現在しているスマートウオッチで金属アレルギーが出てしまったことがあるため、汗をかく季節になると、そのままつけているのは不安なのです。
 以前、金属アレルギー対策で「時計シュシュ」なるものを作って、自慢気にブログに書いたのですが、実は、このグッズ、1週間程度で崩壊し始め、2週間で汚れまくり、修理しながら使うもどんどんずたぼろにという有様だったのです。
ぼろぼろの時計シュシュ
 ふと神が私にささやいたのです「かぎ編みで作ればいいじゃない」と。ということで、作ってみたところ結構快適だったのです。今日は、その作り方をざっくりばららんと説明しましょう。

作ったのはこんなやつ→「腕時計うらりん」

腕時計うらりん
腕時計うらりん裏側

 100円均一の糸とかぎ針で編んだものです。「東京駅の地下道を全部歩いてみた(1)」の記事で写真に写り込んでいたので、それを受けて大反響!ってなるかと思いましたが、そんなこともなく、ノー反響なのですが、反響がないくらいに目立たないと、今回のグッズはそこが売りです。
Pebbleで歩数測定
 1カ月使うと、裏は多少汚れが目立つ状態になります。白い物が汚れるのはある仕方ないですね。ということで、今日は皆さんに作り方を説明しながら新しい物を作っていきますー。
1カ月使ったコースター

用意するもの

 かぎ針と糸です。どちらも100円ショップで売っています。
 糸は、太いものを使うと、完成品が分厚くなるので、細い糸を選んでください。写真は奥が「コットンヤーン」。手前は「シルク調テープヤーン」です。100円ショップも夏になると、さわやかな糸が並ぶようになります。今回選んだのは「シルク調テープヤーン」。これが何者なのか知らないけれど、さわり心地がさらっとしてたので、これでいいかと選んでみました。
レース糸とテープヤーン

 かぎ針は、糸におすすめが書いてあるので、それを参考に。この場合のおすすめは5号と書いてありましたが、手持ちの4号でやっちゃいました。そのくらいは違っても何とかなります。
お勧めのかぎ針は5号

円を編む

 円形に編んでいきます。この辺は、YouTubeに作り方のわかりやすい動画がいっぱいあるので、それを見てください。アクリルタワシの作り方とだいたい同じですーって、いきなり、雑な説明すぎて「えーーーーーーーーーっ!」って声が聞こえてこないこともないけど。時計よりも一回り小さくくらいのサイズまで編んでください。

 私が作ったやり方を書いておくと、1段目は6目作ります。
1段目
 2段目は長編みを12目作りました。この方が毛糸の密度を減らせるので涼しげになります。全部細編みでも大丈夫です。
 長編みは3段換算にするので、次は5段目になります。細編みで1周30目にします。長編みで12目できているので、最初の目に2目、次に3目、次に2個、次に3目と増目していくと30目(=2×6+3×6)になります。
5段編んだところ

ベルトを通すところを作る

 くさり編みを8目編みます。7目先に引き抜き編みでくっつけると、ちょうどギリギリ通るようになります。上側の方が時計のバンドに金具などあるので、くさり編みが多めになります。
くさり網を8目
ギリギリ通る
 引き続き細編みをします。下のベルトを通すところに来たら、6目くさり編み、6目先に引き抜き編みでくっつけて、引き続き細編みをして1周すれば、完成です!左右、それぞれ、増目は1目くらいすると良いでしょう。
完成品
 寸法は時計と糸とかぎ針とで変わってくるので、基本は現物合わせで作ってください。合ってるかわからないけど、何となくの編み図も作っておきました。
腕時計うらりん編み図

試行錯誤したけど、シンプルにしたら成功したのである

 実はベルトを通すところの構造は、かなり悩みました。
 最初は膨らみを持たせてつくり。ゴムを入れてみたり。
歴代の作品
 ゴムを入れた奴なんて、ベルトを通すところがべろべろになってしまいました。悩ましい。
失敗してびよーんとなったところ

 結局のところ、単にベルトが入る長さでくさり編みをして、円形のままつなげれば良かっただけという結論に至りました。
腕時計うらりん裏側

 なんだろうー。なんだろうー。この考えすぎて、おかしくなってた感じー。シンプルで良かったんじゃないかー!
 ちなみに、この金属アレルギー対策。水濡れにはめっぽう弱いですので、お気をつけて。濡れるとめっちゃ、気持ち悪い。
 ワッホイ、ワッホイ。