「はかた号」に乗ってきた!日本一長距離な夜行バスは結構余裕!?

はかた号乗車前後比較
 高橋ホイコです。変な乗り物好きです。
 4月7日~8日に「はかた号」に乗りました。はかた号は「東京~博多」を結ぶ高速バスで、走行距離なんと1150km。これを14時間をかけて走ります。その間の休憩はたったの2回。なんて過酷な乗り物なんでしょう。こんなにも過酷なのに、北海道テレビ「水曜どうでしょう」で嫌々乗っている大泉洋の姿を見て、何故か皆も乗りたくなってしまう不思議なバスなのです。
 「はかた号」チャレンジしてきたけど、思ったより余裕だったじゃーん!ってお話します。

バスタ新宿から乗る

 「はかた号」は新宿バスタから、夜9時の出発です。
バスタ新宿 
 なんと満席でした。そして同じ時間の博多行きがもう一本出ているという大盛況ぶりです。金曜日・・・だからかな?
運行予定表

 定刻の10分前にバスが来ました。バスに乗り込む際に切符を運転手さんに見せて乗り込みます。
はかた号
 この時点ではバスにカーテンが閉まっていて、暗くてうまく写真が撮れなかったので、翌朝撮った写真で内装をご紹介しましょう。
 夜行バスと言えば昔ながらの4列シートを想像しがちですが、はかた号はリニューアルされて、現在は3列シートのみ。ビジネスシートでこの社長椅子みたいな椅子です。
はかた号の中
はかた号の椅子

 めぐりズムの目を温めるやつ、ミネラルウォーターがもらえます。毛布と簡易スリッパも置いてありました。
簡易スリッパ
 福岡のジムの割引券もついてたけど、はかた号乗ってジムに行くって、九州男児すぎ。
割引券とめぐりズム
 携帯用のコンセント、USB充電の端子があります。端の席だったので、自分用読書灯もありました。
コンセント
USBポート

出発しました

 バスが出発します。が、カーテンが閉まっているので、どこを走っているのか全くわからない。この時間は開けてもいいらしいけど、なんか勇気なくて開けられなかった。
カーテンしまってます
 運転手さんのあいさつが始まります。
 「数多くある移動手段のなかから、はかた号をお選びいただきありがとうございます。」

 響いた。まじ、この言葉、心に響いた。話は脱線しますが、ちょっとここで、数多くある交通手段を比較してみましょう(ざっくり調べたので、本当に乗る方はちゃんと調べてください)。

2カ月前に予約する場合
交通手段 金額 時間
飛行機(羽田ー福岡) 1万円以下もある 2時間弱
新幹線(東京ー博多) 21,810円(普通車自由席) 5時間弱
はかた号(ビジネス) 10,500円(WEB早割45) 14時間
はかた号(プレミアム) 21,000円 14時間
前日に予約する場合
交通手段 金額 時間
飛行機(羽田ー福岡) 3~4万になりかねない 2時間弱
新幹線(東京ー博多) 21,810円(普通車自由席) 5時間弱
はかた号(ビジネス) 15,000円 14時間
はかた号(プレミアム) 21,000円 14時間

 夜行バスって激安なイメージですが、こちらはそんなに金額メリットがないことが伝わりましたでしょうか!?プレミアムなんて、それに乗るなら飛行機乗れよって話なんですけど、今回、私にブライダルトレインを走らさせたことで有名な友人のからあげ課長(@karaagelove)がそのプレミアムに乗っていたので、座席の写真を撮らせてもらいました!
プレミアムシート
 個室なのでリクライニングしたい放題。カーテン開け閉め自由。シートは電動リクライニング。色々セレブ。
セレブなプレミアム

最初の休憩

 電気はついていたもののカーテンが閉まってたので、何となく寝てました。目が覚めた23時頃、最初の休憩、静岡のどっかのPAです。カーテン閉まっているので、本当に「ドコココ?」感がなかなか。しかーし、休憩は15分間くらい。トイレ行って、飲み物買って・・・で慌ただしいくらい。
どっかのPA
 富士山もあるし、うなぎパイもあるから、多分静岡。
ふじさん
うなぎパイ

 ちなみにトイレは車内にもあります。新幹線のトイレくらいに快適なので、無理してPAで行かなくても大丈夫ですが、まあ、PAのが落ちつく。
はかた号のトイレ

寝る

 バスはここからカーテンをさらにガンガン閉めて睡眠モードに入ります。窓カーテンだけでなく、隣の座席シートとの間のカーテンも閉まります。カーテンに包まれて、本当にやることがない。何も見えない・・・。(ちなみにプレミアムなからあげ課長はカーテン開けっ放しだったそうです。いいなー。)
カーテンを閉めるはかた号
 私はとってもスリムなので、小さいとかじゃなくてスリムなので、座席の中で横向いたりとか、寝返りの自由度は高いのですが、足が床に届かないんですよ!!これのせいで、本当に眠れない。足がずっと宙ぶらりん。足の置き場がない(足を置く台とかあったけど、15cmは先の世界)。しかも、本革シートの摩擦係数低すぎで、ずるずる下に引き下ろされていって、シートベルトに首絞められそうになる。持って行ったエアピローを腰の横に突っ込んで体動かないようにしたりとか、体操座りしてみたりとか色々試したけど、結果、そんなに寝られなかった。ようだ。まあ、利島でサイクリングしてきたときに、大型客船の椅子で寝られなかったのとだいたい同じ。椅子がでかいんじゃあああああ。
ぺベルで睡眠測定
 Pebbleによると3時くらいまで寝つけていないかったらしい。しかし、皆静かだった。いびきのおっさんとかいなかった。というか、意外なほどに若い女子も多いのです。男子も若い人のほうが多かった印象でした。

山口県に来たぞー!

 やっとカーテンが開けられて、外を見ると山口県。なんという時間のかかったテレポテーション感。高速道路で静岡以西に行ったことがなかったので、いきなり山口県というのがちょっと寂しい。
山口県
 午前8時頃バスが止まりました。佐波川SAです。ここで10分程度の休憩です。私はここでコーヒーを飲むつもりでいました。なのに、なのに、
 自販機がない!
サバ川sA
 このSA、自販機が見あたらないのです。「あなたーのためにー。」じゃなくてもいいので、自販機のコーヒーが飲みたかったのです。ファミマのコーヒーはあるのですが、私ファミマのコーヒーは苦手なんですよ。

 バスに戻り、バスの前で記念撮影をしていたところ、ファミマのコーヒーを持った運転手さんが現れて、夫婦+はかた号の写真を撮ってもらえました。この運転手さんが、結構年輩の方なのですが、とてもほがらかで疲れた様子もない方なのです。こういう人が運転してくれていると乗る方も安心です。

まだまだ、先はある

 ここまで来ると着いたような気がしていますが、到着予定は11時17分なので、まだまだ先があります。関門海峡を越えたのが9時20分頃。期待してたのに。期待してたのに。

 霧でした。
関門海峡
 バスは途中小倉で一回高速道路を降ります。ここまでずっと高速道路を走っていたような気がするのですが、日本の高速道路ってそんなにつながっていたのかと、ちょっと驚く。小倉の停留所で人を降ろしたら、また高速に乗って福岡市へ。「博多バスターミナル」11時30分頃に到着しました。
到着
 博多に着いたときは「意外と疲れなかったな。」なんて思ってましたけど、翌日のお昼頃に異様な睡魔に襲われて、どっと疲れが出てきました。40歳にもなると筋肉痛だけじゃなくて、疲れも翌日に来るんですかね。

 持って行って良かったなと思ったアイテムは、エアピローと帽子。バスで一晩寝ると頭がぼさぼさなんですが、直す場所もないので帽子は被っていって良かったなとしみじみと。

 みんなの憧れ「はかた号」。1回乗るのは余裕ですが、大泉洋さんみたいに連チャンでは絶対に乗りたくない乗り物でした。博多についたとき車内アナウンスで明日のはかた号の案内とかしてたけど、いや、それは嫌。ごめん。もう、無理っていう。帰りは飛行機で帰ってきましたが、9700円で2時間かからないっていうね。はやいよねー。一瞬だよねー。まさに、はかた号はアトラクション。次に乗るなら、カーテン開けた「はかた号」乗ってみたい。けれど、そのためにはプレミアムじゃないとダメですかー(TT)
 ワッホイ。ワッホイ。