国土交通省の社会実験に参加してきた!(前編)

レインボーブリッジの裏
国土交通省の実験で、羽田空港から秋葉原までの船が特別に出るということで、乗船しました。
普通の水上バスみたいなものかと、たいして期待もせず出かけたのですが、思いがけず、大量の橋、橋の裏側を鑑賞できる、全国3000万人の橋の裏側ファンの皆様待望の企画だったのでした。
ガイドのおじさんの話も本当に面白かった。おかげで、今まで何となく眺めるだけだった橋の裏側。その裏側ウンチクまで語れるようになりました。
さあ、一緒に橋の裏側を堪能しましょう。

集合場所は、羽田空港国際線ターミナル

国際線ターミナルが集合場所。
国際線ターミナル駅
空港って近未来的ですね。国際線ターミナルは、初めて来たので、ドキドキワクワク。
近未来の空港
今度、外国人向けパンフレット見ながら観光しようと、外国語のパンフレットもらってきました。
すばらしく、読めない。
アラビア語の観光案内

羽田船着場へ歩く

空港の到着ロビーに集合すると、空港の外を歩き、船着場を目指して歩きます。
なかなかの快晴で、気持ちよいけど、暑い、暑い。
空港の外
途中にモノレールをくぐるところがあり、ラッキーと思いながら、レールの裏側を楽しむ。
このときは、今日が橋の裏充になることに全く気がづいていない。
レールの裏側

船着場に到着です。何にもなさそうなところに、急に船着場の看板がありました。
船着き場看板

桟橋のようなものが見えてきましたが、船は見えず。
一体、今日乗る船は、どこにいるのか。
桟橋右

桟橋左

桟橋の向こう側に船が止まっていました。イメージより小さい。小さい。小さいよ。
船の中歩いて、甲板から写真撮るイメージだった私。屋根がないとか考えてなかった。
心の中で思う。タイタニックから逃れる救命ボートのようじゃないかと。一緒に乗り合わせた人たちと運命を感じる。
死ぬときは、君たちと一緒だ。
船の様子

国土交通省の方、2名のみのお見送りで出発です。若干、寂しさが漂う・・・。
桟橋で手を振る国土交通省のかた。

多摩川

多摩川から海老取川を目指します。

まず見えてくるのが鳥居。
鳥居

羽田空港ができる前、ここには羽田村という3000人程度が住む村があったそうです。戦後に米軍がここに空港を作りたいと、ほぼ強制的に住民を追い出したそうです。
人が住んでいた場所なので、神社もありました。その名も穴守稲荷神社。神社もつぶして動かそうとしたらしいのですが、どうもこの鳥居を動かそうとすると、ロープが切れて作業員が亡くなったり、工事関係者が死んだりと、祟りがおきたそうです。
そのため、鳥居は動かすことができず駐車場に残っていましたが、平成11年ようやくこの場所に動かすことができたそうです。
穴守稲荷とは、この辺の堤がネズミなどに穴を開けられて、水が出ることがあったので、そういうことがないようにと作られた神社だそうな。

見えてきました斜張橋。今日のテーマは斜張橋なので、この形を良く覚えておいて欲しいと。
真ん中に支柱を立て、両サイドにやじろべえのようにバランスを取りながら伸ばして作っていくらしく、効率が良い工法。
ドイツが戦争で大量の橋が壊れたために、復興のためにできた技術だそうです。なので戦前にはない形。新しい橋ですが、これからの主流になっていくものだそうです。ロープの張り方に特徴があるので、この形、覚えておいて!
斜張橋

次は海老取川だ。
デザインがアレで、「次のページ」が見つけにくくて申し訳ない。
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